トリックアートの立体化!?京都府宇治市に潜む特許技術【ナンゴー彫り】の紹介です!

トリックアートの立体化!?京都府宇治市に潜む特許技術【ナンゴー彫り】の紹介です!
京都府宇治市で部品加工等を行っている株式会社ナンゴーです。トリックアートを厚みのある金属に凹凸をつけて立体造形物化する特許技術、題して【ナンゴ―彫り】。この特許技術はチョコレートへの応用等、他社との協業が可能です。無限の可能性を秘めたこの技術の存在を伝えるべく、クラウドファンディングに挑戦しました!

■はじめに■
このプロジェクトは、株式会社ナンゴ―が持つ特許技術「ナンゴ―彫り」を紹介し、その技術に興味を持っていただいた個人・企業の方とのコラボレーションに繋げていければ、という想いで参加しています。ところで、「ナンゴ―彫り」とは…!?

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■自己紹介■

株式会社ナンゴーは、<京都府宇治市>において、創業当初から自動車メーカーの設備部品をはじめとする金属全般の精密機械加工や治具等の設計・製作を行っている社員数13名の少人数の会社です。

切削加工(せっさくかこう)業者の多くは、
▶四角い材料から部品を削り出す(フライス加工・マシニング加工)
▶丸い材料から部品を削り出す(旋盤加工)
どちらかを専門に加工する工場になっている事が多いですが、弊社は、角物!丸物!どちらも加工が出来る工場となっております。(ISO9001/14001認証取得工場です)

また、部品を製作するだけでなく、切削加工(せっさくかこう)業者では類を見ない技術部があり、設計者がおりますので、構想(イメージ)→図面設計→部品加工→組立→設置まで、全てを社内で完結できることが可能です。
昨今の人手不足を担ったり、生産性向上の為の省力化装置の設計・製作も手掛けております。

社員数13名の少人数でここまで出来る!!!のは、
経営理念「仕事を通じて私たちは向上する!!」が元となっています。

社員が自立的にキャリア形成が出来る体制を構築し、技術の継承者育成と未来を見据えたジョブローテーションによる多能工化にも力を入れており、中小企業の模範となるように各取組の成果を積極的に発信しています。その成果として2018年には、厚生労働省「グッドキャリア企業アワード2018」において、「自己研鑽への全面的なサポートと社内コミュニケーションの充実による自律的取組の支援」が評価され、イノベーション賞を受賞しました。また、異業種の方々・学生さん達を積極的に工場への受入れをする等、社員一人一人がチームナンゴーの一員として日常業務を怠ることなく、積極的に色々な活動を行っています。(現在オンラインのみ開催)

■さて、本題です。「ナンゴ―彫り」とは…

弊社が生み出したステレオグラムを3D(立体物)で表現する技法です。

「ステレオグラム」とは、目の焦点を意図的にずらして眺めることで、単なるパターンに見える模様からイラスト等全く別の絵が浮き上がってくるように見える絵画の手法:いわゆるトリックアートのひとつです。最先端の工作機械とプログラミング技術により、2次元的な平面印刷物でのみ可能であったステレオグラムを、物体の表面に当社独自の技術で形成された3次元的な凹凸によって表現したものです。

これまで印刷物等平面にのみ描写されていたこのトリックアートを、厚みのある金属に(株)ナンゴー独自の技術で凹凸をつけ立体造形物化し、ステレオグラムを再現しています。単なる紋様に見える中央の部分を目の焦点をずらして眺めると、文字や図柄が浮かび上がってきます。

★実際に下記をしばらく見てみましょう!何か、見えてきませんか…??★

ステレオグラムは、目の焦点を意図的にずらすという日常ではあまり行わない目の動作で見ます。ステレオグラムを見ることは目の筋肉の運動にもなるので、パソコンなどで目を酷使されている方や、ご高齢で目の筋肉が凝り固まっている方におすすめいたします。

3dステレオグラムには「平行法」と「交差法」の2種類の見方があります。焦点をずらすこと