★高崎マーチングフェスティバル★初のオンライン配信で感動、希望を届けたい!

★高崎マーチングフェスティバル★初のオンライン配信で感動、希望を届けたい! | harebutai

 私たちのプロジェクトに目を留めていただきありがとうございます!私たちは群馬県高崎市の「高崎マーチングフェスティバル協会」です!毎年10月に高崎マーチングフェスティバルを企画運営している団体です。このフェスティバルは「音楽のある街 高崎」を代表するイベントとして、市内のスクールバンドを中心に約60チームが出演するマーチングの祭典です。しかしコロナ禍の影響で昨年は中止となりました。今年はどうにか開催に向かって進んでいるものの、出場チームの減少、会場への入場制限など、イベントの縮小を余儀なくされています。30年以上続く音楽の灯をコロナで絶やしたくない! そこで今回初めて当日のオンライン配信に挑戦しようと考えています。募集金額は配信にかかる経費の50万円です。みなさんのご協力よろしくお願いします!

◆まちが盛り上がる

 高崎マーチングフェスティバル誕生のきっかけは、1983(昭和58)年のあかぎ国体でした。国体開会式で、他市の小学生によるマーチングを目の当たりにした高崎青年会議所の堤志行さんが「子どもたちが演じるマーチングは明るく元気で、高崎のまちを盛り上げることができる」と直感。高崎青年会議所の会員たちが市の教育委員会に対し、市内の全小中学校に金管バンドを作ることを提案し実現しました。各バンドの演奏を披露する機会をつくりたいと、堤さんは、からす川吹奏楽団の児玉健一氏、全国でいちはやくマーチングを取り入れていた農大二高吹奏楽部の熊井正之氏らの協力を得てフェスティバルを企画。そして市制90周年の節目となる1990(平成2)年、市内の小学校などに呼び掛けて24団体1386人が参加し「第1回高崎マーチングフェスティバル」が開催されました。

▲第1回高崎マーチングフェスティバルの様子

 マーチングは米国発祥で、楽器を持った集団がそろいの衣装でさまざまなフォーメーションを組みながら演技演奏を披露します。迫力ある演奏やダイナミックな動き、華やかなガードなど、マーチングは見る人に元気を与えてくれます。

 市民の熱意から始まったフェスティバルも、高崎の秋を彩る市民参加型の音楽イベントとして今年32回目を迎えます。パレードは小学生から一般までの2600人が市役所前のシンフォニーロードを進み、県内外から訪れた約3万人の観客が声援を送る一大イベント。このほか、市内の保育園・幼稚園が出演する「キッズドリル」、約20チームによる「フロアドリル」、約10チームによる「街角コンサート」が行われています。さらに国内外のトップレベルバンドも招くなど、ハイレベルな演奏を子どもたちが間近で見ることができる貴重な機会になっています。

 2019年には30周年を迎え、2020年2月に群馬交響楽団とマーチングのジョイント記念コンサートを開催しました。

 30年以上続いてきたことで、親子2代でフェスティバルに参加したり、かつて出演したマーチングキッズが学校の先生となり子どもたちに音楽の楽しさを教えていたりと、マーチングを通じて音楽文化やそこに携わる人々を育てる役割の一端を担ってきたと実感しています。

▲子どもたちの可愛らしいパフォーマンスが光る「キッズドリル」

▲街全体をマーチングで彩る「パレード」

▲海外からも出演者を招いて幅広い交流を図っている

▲「街角コンサート」には毎回多くの人が足を止めて演奏を楽しんでいる

▲2020年2月に開催された30周年記念コンサート。群馬交響楽団と協演した

 マーチング協会は理事長以下すべての役員がボランティアです。理事