ケニアの田舎町に職業訓練校を建て、若者たちに技術を身につけさせたい!

ケニアの田舎町に職業訓練校を建て、若者たちに技術を身につけさせたい!
急速な経済成長を続けるケニア。学歴社会になりつつある一方で、様々な事情で進学できない若者たちは定職に就けず、家事手伝いや単純な日雇い労働をしながらその日暮らしをせざるを得ず、貧困から抜け出すことができません。技術を身につける機会がない田舎町に、職業訓練校を建てるためのご支援をお願いします!

に出て即戦力になる技能はなく、就職できない若者があふれています。また、卒業するまでに学費が払えなくなったり、学力不足などの理由で中途退学せざるを得ない子どもたちもいます。

 そんな若者たちがとりあえず都会へ行けば何か仕事にありつけるだろう、と首都ナイロビへ上京したところで、大卒でさえも就職難なケニア。定職に就けず単純労働でその日をしのいだり、田舎へ戻り家事手伝いという名の家族の厄介者になる、など貧困の連鎖から抜け出すことができない元凶となっています。小学校卒業式 記念撮影する8年生
※日本の中学生卒業相当水汲みをする少女たち

 こうした問題を解決する手段として、田舎町の中学校を卒業した後、高校への進学以外の進路となるように、社会に出て即戦力となる技術を身につける職業訓練校をつくることを考えました。

田舎町の市場 小さい店舗が軒を連ねる
休み時間の子どもたち
このプロジェクトで実現したいこと

 職業訓練校で開講する技術科目は、自動車整備士、美容師、縫製師を手始めに計画しています。学校運営が軌道にのってきたら、建設工、調理師の科目も増設したいと考えています。これらの職業は、田舎でも都会でも職場を見つけやすく、働きながら技術を磨くことが可能です。また、小さな店舗スペースがあれば大がかりな設備を必要としないため、将来的には比較的少ない資金で開業し独立しやすい。それが、皆が皆、大都市ナイロビに憧れて上京するのではなく、地元に残る若者たちを増やし、地域の活性化につながるのではないかと考えています。

 また、本校卒業後の進路相談や就職先の斡旋に力を入れていきたいと考えています。具体的には、ケニア現地に進出している日経企業へのアプローチなどを始めています。

 さらには、技術を学びながら見習いとして現場でトレーニングするため、本校敷地内に店舗スペースも設けます。本校建設予定地は、ロイトキトクの中心地にある市場のそばに位置し、人の往来が盛んな場所です。学びながら腕をさらに磨きことはもちろん、売り上げは本校と訓練生たちへ還元される仕組みです。

数時間かけて編みこむヘアスタイル
本プロジェクトの応援団

大石加代子氏(看護師及び心理カウンセラー)
汐見稔幸氏(元・日本保育学会会長 東京大学名誉教授、白梅学園名誉教授)
株式会社萌文書林
杉並むさしの児童文化協会
子どもの文化学校
ナオミ倶楽部
ウシリカ・インターナショナル
資金の使い道

職業訓練校を「ンガマ・テクニカル・スクール(仮称)」と名づけ、この建設に必要な資金は、300万円と見積もっています。
※換算レート 1円=1ケニアシリング (2021年8月末現在)

建設予定地

職業訓練校「ンガマ・テクニカル・スクール(仮称)」

★場所 ケニア共和国カジアド県ロイトキトク ロンボ地区
★総敷地面積 約500坪 ※所有済み
★建物 1棟(講義室、実技室、教職員室、倉庫)=約160万シリング
★安全管理設備 防犯フェンス、門扉=約50万シリング
★机、椅子、黒板など備品類=約30万シリング
★トイレ、洗面所=約30万シリング
★両替手数料=約3000円
★CAMPFIRE手数料=297,000円
実施スケジュール

2021年 8月  地区教育委員会へ届出、受理
2021年10月 本クラウドファウンディング終了
2021年11月 都丸ケニアへ戻り、現地スタッフらと具体的に計画を進める
2021年12月 建設業者と打合せ
2022年 1月  教職員採用、カリキュラム作成、学校生徒募集PR活動などを順次開始