ださる企業は探してみては?」とのアドバイスもたくさんいただきましたが、
このフェスのはじまりは「僕が”好きだ!”と思った人を僕の好きな人に出会わせたい、再会させたい」というものだったので、あまりしっくり来なくて。
「生意気だな」「頑固だな」とたくさんの人に笑われていることと思います(笑)
でも僕は曲げられなかったんです。
“「好き」でどこまでいけるか”一緒に見に行ってくれる人と作りたい。
そう思いながらたどり着いた方法が、このクラウドファンディングでした。
2018年開催時に975500円のご支援を
https://camp-fire.jp/mypage/projects/76639
2019年開催時には1131000円ものご支援をいただきました。
https://camp-fire.jp/mypage/projects/171604
自分の想いをここで伝えさせていただいて、それに賛同、応援してくださるみなさんと一緒に作り上げるという、新しい感覚と喜びを与えていただき、本当に感謝しています。
2020年は野外開催として3回目の開催となる予定でした。
2018年の約3000人、2019年の約5000人というご来場者数も、1万人という大台を目指して、会場もお借りできることが決まった矢先に、コロナウイルスの拡大がはじまりました。
先のことが分からないのは今も同じですが、当時は対策の方法も確立されておらず、オンラインでの開催へと切り替えさせていただきました。
「やるなら本気で」
は変わりませんので、仙台の映像ディレクター草刈晋氏を招き、関係スタッフや各地のアーティスト、ファンのみなさんと力を合わせて、当時の配信ライブでは異例とも言える質と内容でお届けし、6000以上のアクセスを記録しました。
【プロジェクトをやろうと思った理由】
本当にこの約1年半で、大きく世界が変わりました。
それは我々エンターテイメントに関わる者だけの話ではなく、みなさんもそれぞれの場所や立場で、それぞれの葛藤や苦悩の中、これまでを過ごされていると思います。
これを読んでくれている今日も、きっとそんな一日だったと思います。
僕自身のお話させていただくと、配信ライブという形式でのライブがとても増えました。
最初は「配信」という形に違和感や葛藤も多く感じていました。
僕は何のために歌ってきたんだろう。
いくらでもある分かれ道の中、どうしてこの道を選び続けてきたんだろう。
そんなことを考えました。
もちろん、自分が「歌っていたい」から続けてきたという理由も大きいです。
でも一番は、
僕みたいにすぐ不安になったり、人を疑ったり、自分をさげすんでしまう誰かの心が、
少しだけ軽くなったり、明日が楽しみになったり。
ライブを通してそんな風に感じてくれた人の言葉や表情に触れる瞬間がたまらなく嬉しいから、
続けてきました。
歌ってきました。
だから、手段が画面越しになったからといって、カメラに向かって歌うからといって、届けられなくなるのは「違うぞ」と思い直し、
配信でもいかに一緒に楽しめるか、そんなことを考えながら、前向きに配信での活動の展開もさせていただいています。
でも、
それでも、
配信ライブの現場で必ずと言っていいほどに起きることがあります。
“配信終了”ボタンが押されてから「お疲れさまー!」と声を上げる前に、
「やっぱりこれ(生演奏)はここ(直)で感じて欲しいよね」という言葉が関係者からこぼれます。
配信中も、現場に響くその