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【5】マスコミに取り上げられる必勝方程式
【必勝方程式一覧】
おわりに
また、出版と同時にインターネットFM番組『広告費ゼロでマスコミに出よう!』を、自らパーソナリティとなって始めます!
2021年9月より、週1回、1年間の放送予定です。
毎週、何らかのサービスを提供している方を番組にお招きして、商品開発のきっかけや苦労したこと、お世話になった方の話などをお伺いし、ビジョンや理想などを語っていただくという番組です。そこで伺ったお話をプレスリリースというかたちに仕上げて送ってしまおう!という、史上初のプレスリリース配信番組(当社調べ)です。
出版とラジオ番組というメディアを使って、「プレスリリースの活用法」をたくさんの方に知っていただきたいと思っています。
私は現在、自身の広告代理店時代・食品会社広報担当時代の経験と、様々な方から学んだ知識を元に作り上げた「プレスリリースを活用した、商品を出世させる具体的な手法 」をセミナーでお伝えしたり、実際に運用をして、お客様の広報活動のサポートをしています。
お客様一人ひとりにじっくりと向き合って伴走していきたい、という思いで今の仕事をしておりますので、直接お手伝いできる人数は限られています。そこで、本というかたちにまとめ、よりたくさんの方にご活用いただきたいと考えました。
私は「恩送り」という言葉が大好きです。自分が色々な方から教えていただき、身に着けてきたスキルを、出し惜しみすることなく、たくさんの方に知っていただきたいと思っています。プレスリリースは、本当はサービス提供者自身がお書きになるのが一番です。誰よりも、心を込めて書くことができますからね。
私がやりたいのは、あくまで「世に埋もれているよい商品・サービスを世に出す」お手伝い。自分のサービスを何としてでも売り込みたい、というわけではないのです。今回のプロジェクトがたくさんの方の目に触れ、よい商品・サービスが世に出るきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。
私は大学卒業後、広告代理店「アサツーディ・ケイ」で32年間広告・販促企画を担当し、中小企業の飲料新商品売り上げ前年比900%などに貢献してきました。
しかし広告代理店では、たとえよい商品があったとしても、企業が「広告予算」を持っていないと、 仕事を受けられないというジレンマがありました。
私が15年前に新規開拓で営業した歯ブラシメーカーでは、360度に毛を植えた画期的な歯ブラシを開発していました。私もとてもよい商品だと感じたのですが、広告費がなく、手を引かざるをえなかったのです。その後、そのメーカーは卸売りの会社にコツコツ営業をし、今や全国的なドラッグストアやスーパーに並ぶ人気商品に。発売以来累計2000万本を突破したのだそうです。
その事実を知ったとき、私は何とも悔しい気持ちになりました。あのとき、広告予算がなかったとしても、何らかの方法で消費者にこの商品の存在が届くような広報活動を手伝えていたら、もっと早くにこの商品はヒットしていたのだろう―今私がみなさんにお伝えしている、プレスリリースを活用した商品を出世させる方法は、まさにそのような会社にはぴったりの方法なのです。
私がプレスリリースと出会ったのは、54歳で自らマーケティングをしたいと転職した食品会社「合食」でのことでした。知識・経験・予算・人脈ゼロから広報部署を立上げ、試行錯誤の末、独自の広報ノウハウを構築。テレビ東京・関西テレビ・読売新聞・産経新聞など合計81件(月1件ペース