イズのこの馬たちは丈夫で気性がとても穏やかなので老若男女を問わず誰でも安心して乗れ、トレイルで速歩・駈歩を楽しむことができます。絶滅の危機に瀕している在来馬にこだわってきたのは、安全面だけでなく在来馬を活用することが、その価値を認めて後世に残す最良の方策だと信じているからです。心が通う馬は素晴らしいパートナー!そんな馬たちが最後まで幸せな生活が送れる牧場づくりがモットーです。秋の紅葉外乗
○くるみファーム
50年前にラグビーを愛する学生たちが力を結集してつくりあげた「くるみクラブ蔵王ハウス」が半世紀を経て、隣接地にリニューアルされた「くるみファーム」の新施設を横目に旧宿泊所としての役目を終えてグラウンドの片隅にひっそりと佇んでいる。くるみクラブ蔵王ハウス
○Windays Villa ZAO
くるみファームから5㎞程離れた美術館が2019年に閉館し2021年7月にWindays Villa ZAO(サービス付き高齢者住宅)に姿を変え、MACC運営の天然芝グラウンド2面を持つ “人生の学びと遊びを深める施設”としてOPEN 。かつてはカップルの人生の出発を祝福した白壁の教会は、今では漫然と四季の移り変わりを眺めているだけ。Windays Villa ZAOの古い教会
資金の使い道
(1)くるみクラブ旧宿泊所を ⇒「くるみファーム馬の駅」の厩舎に転用
(2)Windays Villa ZAOの朽ちた教会を ⇒「Windays Villa ZAO馬の駅」としてレストハウス・馬繋場に改装。また、教会周辺に広がる雑草地をトレイルコース・放牧地として活用。
この2つの手付かずの場所を馬の駅として再生。西部開拓時代を彩った「ポニーエクスプレス・トレイル」を蔵王の森で再現する。西部開拓時代にタイムスリップし人と馬が旅をする日常では経験できない時間を楽しんでもらえればと思います。
実施スケジュール
7月中にくるみファームに新しい厩舎完成。
くるみファーム発 ⇒ Windays Villa ZAO着のポニーエクスプレス・トレイルをスタート!
その後、Windays Villa ZAOの朽ちた教会を馬の駅として改装。周囲にトレイルで消耗したした馬や休養馬、引退馬たちが穏やかに草を食む放牧地づくりを計画しています。
今後の活動について
1.くるみクロスカントリーコースの設置
自然の中で安全に楽しく野外騎乗に欠かせない技術習得を目指し 芝グラウンドにトレイルスキルアップコースを作ります。野外で遭遇することを想定した自然の障害物(下記参照)を設けて、自然の中で馬をコントロールできる力をつけます。西部開拓時代の英雄 “早馬便の騎手バッファロー・ビル” のように一人で馬を動かし、くるみファームからWindays Villa ZAOまでのポニーエクスプレス・トレイルを人馬一体で楽しんでもらえるためのトレーニングコースです。
★自然の障害物
(1) トレイル(騎乗して丸馬場への出入りや決められた地点での静止・回転・後退)
(2) 直線コースでバイタルウォーク&スローキャンター〈 活気のある常歩&遅い駈歩 〉
(3) 森のスラローム
(4) 橋渡り
(5) S字スラローム
(6) Up hill & Down hill
(7) 倒木ジャンプ
(8) 障害ジャンプ
(9) リトルクリーク(沼で水を飲む)など
2.ポニークラブをつくる ~ ポニーの背には子供の未来が乗っている ~
乗馬上達の基本は自分の体に合った馬に乗ること。