。今回の「小ずく」は、「ずく」よりも軽い印象で、小さな事を気楽に依頼してもらえるような気持ちを込めたものです。つまり、私たちが小さな「ずく」を出すことで、高齢者のお役に立てれば幸いです。
2000年代初め、「少子高齢化社会」における問題点として、「買い物弱者」という言葉が現れました。まさに先に述べたような、外に出掛けにくくなっている高齢者、家族に買い物を頼む高齢者の方々が、それに当ります。
しかし、「買い物弱者」は本当に「弱者」で良いのでしょうか?
【「買い物代行」に重点を置いた便利屋さん】
今般のプロジェクトは、高齢者等の方々に代わり、日用品や生活必需品、食料品の買い物を代行する事業の立ち上げです。大きなくくりで言えば「便利屋さん」です。お客様はどなたでも結構ですが、地域の課題解決策の一環としては高齢者に対する施策の比重が大きいプロジェクトです。それを、ソーシャル・ビジネスとして展開しようとするものです。
ビジネスの原則は、ギブ・アンド・テイクであり、事業者は労働力を提供し、お客様はその対価を支払うわけですから、双方は対等な立場です。
ですから、高齢者の方々は私たちに対し、遠慮すること無く、引け目を感じることも無く、堂々と仕事を依頼してくれればいいはずです。
高齢者の方々は、買い物「弱者」ではないのです。
そして、もう一点は、買い物という心身共に負担となることが軽減されると共に、自由な時間を購入することができるという点です。お金を払って得た自由な時間は、高齢者の方々が、地域のため、家族のため、そしてご自分のために自由に使ってほしいのです。
もちろん、お元気な方は、どんどん出掛けてください。ご自分でお買い物に行くのが楽しみな方は、どんどんご自分でお買い物に行ってください。
でも、たまーに、しんどい時やどうしても大変な時は、私たちを利用するという選択肢があるということを知っていただきたいのです。
【買い物代行サービス 実施の方法】
①私たちが、新聞折り込み広告や配達地域指定郵便などで、広告します。
②広告を見たお客様が、私たちに予約連絡を入れます。
③予約日時に、私たちがお客様のご自宅を訪問します。
④業務の内容や方法をご説明し、ご理解とご納得を頂いた上で、サービスの実施に進みます。(この際、なるべくご家族様にもご理解を求めます)
⑤お客様から、購入希望商品のリストを作成して頂き、そのリストと概算の現金をお預かりし、私たちが指定店舗へ出発します。
⑥1軒めの指定店舗に到着した時点で、時間計測を開始。リストに基づき、お買い物代行を実施。指定店舗が複数の場合は、順次お買い物代行を遂行し、最終店舗のレシート印字時間で時間計測を終了します。
⑦お客様のご自宅、または勤務先等の指定場所へ代行して購入した商品とお釣りをお届けします。(但し、無連絡でお留守だった場合、基本料金とは別に待機時間として延長料金が発生します)
⑧お取引が完了し、作業確認書を交付し、サービス料の精算をおこないます。現金精算が基本ですが、私たちの請求書に基づくお振り込みによるお支払いも可能です。
⑨注意事項。
お買い物代行実務については、事前にお客様からお預かりした概算合計代金を支払いに充当します。やむを得ない場合を除き、立て替え払いはおこないません。
⑩「小ずく屋」の付加サービス
1.商品お届けの際に、次回の予約をして頂くと、所定の料金を割引きます。
2.1週間の利用日数に応じて、所定の料金を割引きます。
3.「置いてきBOX」サービス