「買い物弱者」と言われる高齢者の方々などの負担を、ソーシャルビジネスで軽減したい

「買い物弱者」と言われる高齢者の方々などの負担を、ソーシャルビジネスで軽減したい
長野県南佐久郡にお住まいの、ご高齢の方、運転免許証を返納された方、お身体の不自由な方、お忙しい方など、お買い物に出掛けるのがご不便な方に代わって、ご指定のお買い物を代行し、ご自宅にお届けいたします。また、お宅の周りの草刈りや雪かきやお庭のお手入れなど、ちょこっと頼みたいことを、お手伝いいたします!

べればかなり店舗数が減ったようです。そこでは地元のお年寄りを多く見かけます。そして車で40分ほど走れば、佐久平駅近くに大きなショッピングモールがあります。

たまにそこへ出掛ければ、多くのご近所さんに出会います。モールはたくさんの家族連れで、大変賑わっています。過疎化と言われますが、たくさんの人がいます。少子化と言われますが、子どももたくさんいます。しかし、地元で多くいらっしゃった高齢者の方々はあまり見かけません。そもそも人の多く集まる場所に、高齢者の方々は出掛けにくいのではないでしょうか。現在のコロナ禍では当然かもしれませんが、これは平時でも大差無いのではないでしょうか。
【引け目を感じる高齢者】

最近、ご近所のお年寄りと話す機会がありました。お話しを聞くと、自分の子供世代や孫たちと行動を共にするのがしんどいそうです。心身ともにリズムに差があり、同じペースで動けないそうです。生活に必要な物は、子供たちに買ってきてくれるようにお願いするそうです。しかも遠慮がちに……。

では、遠慮がちにでも頼める家族がいる方は大丈夫でしょうが、独り暮らしの高齢者や、ご夫婦だけのお年寄りは、どうしているのでしょうか。おそらく、行政や社会福祉協議会あるいは介護サービス会社にお願いしているのでしょう。

彼方に浅間山を望む、過疎化した町
【日本の高齢化率と地方の高齢化率】

2020年、日本の高齢化率(総人口に対する65歳以上人口の割合)は28.7%でしたが、同年の長野県の高齢化率は31.9%で、全国平均を大きく上回り、さらに私の地元の自治体レベルでは既に43.0%であると公表されました。

こうした統計上で示される数字の変化と、身の回りで実感する状況の変化を合わせて考えると、心身共に行動しにくくなっている高齢者の方々の生活を補助する施策の必要性が高まっているのではないかと感じるようになったのです。

冬の風景。このように道路の雪が完全に融けることはあまりない。

そして、さらに出掛けることが心身共に負担となるのが、地域の環境です。特に冬場は道路の凍結が日常的であり、誰にとっても車の運転はかなりの疲労を伴います。

先ほどの近所の高齢者の方は、この冬場の運転の恐怖とともに、クルマの流れが以前より速くなり、運転することそのものに不安を感じるようになったそうです。

また、キャッシュレス決済のシステムについていけず、スーパーなどへ買い物に出かけても、レジで現金のやり取りに非常に時間がかかり、店員や他のお客に迷惑を掛けているのではないかと、とても心配になるそうです。
【このプロジェクトで実現したいこと】
「この地域には無い」高齢者の方々向けの買い物代行サービス

以上のように現在の私たちの身の回りで起きている、都市と地方の格差、それ故の地方の少子高齢化による過疎化、そして高齢者の方々が生活をしにくくなってきている現状が明らかになってきた中で、基本的にどなたでもご利用いただけるのですが、特に高齢者やお身体の不自由な方々、ご病気の方々の生活の不便さを解消していただきたいと考え、まずは「お買い物代行」サービスを中心に据え、そしてその他にもちょっとした頼みごとや軽作業、雑用などのお手伝いをする事業を立ち上げようと計画いたしました。

【その名は、「小ずく屋」】

今回、私が企画した事業の屋号は、「小ずく屋」としました。

「ずく」は信州の方言で、手間ひまを惜しまない、やる気を出す、という意味があり、「ずく出せ!」と言って応援したり、やる気の無い人を「ずく無し」とからかったりします