千年の歴史を明日へ継承したい!犬丸天満宮拝殿、百年ぶりの大改築にご支援を!

千年の歴史を明日へ継承したい!犬丸天満宮拝殿、百年ぶりの大改築にご支援を!
学問の神様「菅原道真公」を祀る太宰府天満宮は有名だが、実は大宰府にたどり着く前に大分県中津市犬丸の地に上陸し、長期滞在。この地に、菅公を祀った犬丸天満宮が創建され、千年後の今日まで幾度も改築を繰り返して来た。現在、明治~令和の風雪に耐えて来た「拝殿」が崩壊寸前に。令和の大改築に、皆様からのご支援を!

初めまして、任意団体「犬丸天満宮奉賛会」です。

私たちは、犬丸天満宮の氏子・崇敬者による積立金だけでは、拝殿の改築が予算的に困難な状況が発覚後の2018年(平成30)11月25日に発足しました。●活動目的は、社殿や境内各種施設の維持管理と新造の犬丸梅苑のメンテナンスです。またそのための資金集めです。かつては、細川・小笠原・奥平候の歴代中津藩主の庇護の中で栄えた地域の歴史文化遺産を見直し、磨き、PRを行い、観光客誘致による交流人口の増大を図り、観光による地方創生を実行する団体です。●会員構成は、次の犬丸区の役職者とします。①犬丸区の役員:区長・副区長・土木区長の3名、協議員14名、②区内の門・町・下・野路山地区の宮総代4名、老人会役員3名、婦人会会長、民生委員2名、以上の27名を基幹会員とし、高額寄進者を準会員とします。●奉賛会の会長は、提案者の「宮総代長 中尾和正」とします。●これまでの実績/①令和元年と2年の年末に「合格御守」を手作りし、市内予備校の高校・大学受験生や地元中学3年生に無料進呈。②初年度は、太宰府天満宮権禰宜と中津市長を招き、犬丸梅苑の「植樹祭」、次年度はコロナ禍に対応、規模縮小で「プレ梅花祭」を開催。③「協賛奉納品のご案内」三つ折りパンフレットを作成し、立地企業・団体・有志様へ奉納のプロモートを継続中で、7月現在多くの奉納をいただいています。※下図参照

はじめに。(犬丸天満宮創建由緒)https://inumaru-tenmanguu.jimdosite.com/

まずは当神社の創建由緒をご紹介します。延喜元年(901)左大臣藤原時平の讒訴により、菅原道真公(菅公)が左遷され大宰府に向かう折に、嵐に遭い犬丸の地に上陸され、21日間もご逗留されました。2年後に大宰府で菅公が亡くなられると、天変地異や都人たちに不幸が続き、菅公の祟りと恐れられました。時の村上天皇は、菅公の旧蹟を改め「天満天神」として祀るよう勅命を下しました。そこで孫の菅原文時公が当地を訪れ、天暦十年(956)犬丸天満宮が創建されました。菅公九州初上陸・ご逗留の地として、貝原益軒が記し太宰府天満宮に奉納した「天満宮古實」にも書かれています。また、当神社に奥平源定登が記し奉納した巻物「(犬丸)天満宮略縁記」には、菅公が詠まれた和歌三首と文時公の和歌や、菅公御腰掛けの「止良石(とらいし)」などが、詳しく紹介されています。

令和の拝殿大改築へ。(これまでの経緯)

さて、当神社は創祀1060余年の歴史を誇る古社ですが、百年以上も前の明治後期に改築されて以来、幾度かの修繕を繰り返してきたものの社殿の痛みは激しく、特に明治~令和の風雪に耐え、崩壊寸前の「拝殿」と「神楽殿」を改築する運びとなりました。2012年から2021年の10年計画で氏子・崇敬者様から一戸当たり10万円の浄財をいただき、総事業費3000万円の規模でスタートしました。1500万円の目途がついた2016年に、前期事業の神楽殿・楽屋・手洗いが落成。さらに翌年に駐車場が造成されました。これらの新資産を活かし、2017年3月には24年に一度の、藩主小笠原長勝候が寄進した木造「御客天神」像をお披露目する「御開帳大祭」が、3日間盛大に開催されました。

隣接する犬丸梅苑も開園。(これからの展望)

いよいよ10年計画も残り半年足らずとなり、当神社の隣接地に梅苑も完成し、梅の木の奉納も可能になりました。昨年2月には、太宰府天満宮様より紅白梅一対と香梅が恵与され、盛大に植樹祭が開催されました。個人の奉納者様から協賛企