コロナ禍で行き場を失った業務用食材を子ども食堂に届けたい !!

コロナ禍で行き場を失った業務用食材を子ども食堂に届けたい !!
格差社会の中、貧困化する子どもたちを助けるために全国に展開する「子ども食堂」は、厳しい運営を強いられています。飲食業界に長く身を置いた私たちは、その経験とネットワークを活かして、コロナ禍で引き取り手のない食材を「子ども食堂」に届けたいのです。そのための資金を募ります。どうぞよろしくお願いします。

「貧困化する日本人」ひと昔前には考えられなかった言葉を目にすることが多くなりました。母子家庭や介護家庭の貧困問題は以前から注目されていまし たが、コロナウィルスによる感染症の流行はさらに追い打ちをかけ、働く場を失ったり、収入の極端な減少に苦しむ人々の存在はもはや他人事ではなくなってい ます。

とりわけ大きな影響を受けているのが子どもたちです。育ち盛りなのに一日一食、それも安価なインスタント食品やスーパーの売れ残り弁当など、バランスの良い食事とはほど遠い食生活をおくる子どもがたくさんいます。

この状況を受け登場したのが、無料または低価格で子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」です。食事の提供だけではなく、地域住民のコミュニケーションの場としての側面もあり、瞬く間に全国に活動の輪を広げています。

しかしこども食堂は基本的にボランティアベースであり、食材費や人件費など運営費の確保が難しいのが現状です。一般的なこども食堂では、料金設定を 無料〜300円程度としています。食材はフードバンクや地域住民の寄付などで賄うこともありますが、ほとんどのこども食堂は「持ち出し」で運営されているため、厳しい状況に陥っていることが多いのです。

一方わが国ではフードロスが大きな問題になっています。食べ物の62%を輸入に頼っているのに、年間2000万トンもの食糧が廃棄されているのが現状です。さらにコロナ禍によって飲食店の仕入が激減し、市場には行き場を失った食材が廃棄されるのを待っています。

「子ども食堂」と「フードロス」私たちはこの二つをリンクしてみたいと思います。長年飲食業界で仕事をしてきた経験とネットワークを活かして、生産者や卸売市場の業者とコンタクトをとり、廃棄される食材を相応な価格で購入します。その上で各地の「子ども食堂」に分配できるネットワークを構築したいのです。

まず市場の状況を確認し、その上で業者や生産者と交渉し、折り合いがつけば食材の買い入れを決定します。契約完了後、直接全国の「子ども食堂」に食材を送ってもらいます。すでに青果卸の大手「株式会社 eff」様をはじめ、多くの業者からご賛同頂き、協力を約束してくださっています。仕入れた食材は、品川区大井の「子ども食堂ぬくもり」様をはじめ、品川区内の数カ所の「子ども食堂」に無償で届けられます。

しかし、このプロジェクトを実行に移すには、買い付け資金を始め、運送料、交通費などの費用がかかります。そこで運営費用のご支援を皆様に呼びかけたいと思います。

プロジェクトは以下のスケジュールで行う予定です。
・’21年8月中旬 物件契約完了
・’21年9月末 クラウドファンディング終了
・’21年10月中旬 食材提供開始
・’21年10月中旬 リターン発送開始

集った資金の具体的な使い道は以下のようになります。
・食材購入費:約300万円(50万円×6ヶ月)
・人件費:約30万円(5万円×6ヶ月 担当者の交通費、箱詰め作業費を含む)
・広報費:約5万円(メールによる告知など)
・リターン送料:約100万円
・寄贈先への送料:約15万円
・手数料:約50万円

返礼として、買い入れた食材から、商品を支援してくださった方々にお送りさせて頂きます。品物は支援金額に応じて相応の小売価格のものを、と考えています。

各種の通販、及び小売店の価格を調査した上で、市場価格を把握し、1箱5,000円(送料込み)の詰め合わせパックを作ります。一般的な食材通販サイトでの野菜詰め合わせセットの価格は、1kgが500円程度