銀座レストランMADEの【boBの半熟カヌレ】を引き続き皆さまにお届けしたい。

銀座レストランMADEの【boBの半熟カヌレ】を引き続き皆さまにお届けしたい。
私たちが運営する『原宿カヌレ専門店boB』のカヌレは銀座レストランAURUM+truffleの厨房で作っています。コロナ禍でレストラン事業はどん底、そんな中スタッフが一丸となり新規物販事業への参入が果たせた物の、充分な供給ができず、セントラルキッチンを立ち上げたい想いでプロジェクトに挑戦致しました。

はじめに・ご挨拶

2020年11月

私たち『AURUM+truffle』は、バイタリティ溢れるスタッフのもと、銀座中央通りに面したビル11階にリニューアルOPENしました。

同年、1月から蔓延した新型コロナウイルスは、1年もすれば終息するだろう…と全スタッフがそれまでの期間どうにか頑張っていこうと一丸となって走り続けていましたが感染者数は増えては減り、また増えては減りの繰り返し。

挙句、私たちの様にレストランを営む飲食業は、会食における感染拡大を理由に、とてつもなく厳しい条件のもと営業せざるを得なくなりました。

造花を基調とした優雅な空間は、お客様からは『広々として、とても気持ちのいい空間・・・』と日頃より高い評価もして頂いていましたが、緊急事態宣言での営業短縮要請で営業もままならず。

おまけにレストランには致命的な『飲酒の規制』等もあり、売り上げも半減どころか三分の一にも満たない状況になってしまい、数万円の国の支援はある物の、維持存続に皆歯を食いしばり何とか今まで運営してきました。

商品・お店が作られた背景

ディナー営業をストップせざるを得ない状況・・・

スタッフ皆の錯誤の中、アフタヌーンティーの取り組みやランチメニューの充実を図り、それらの内容に、お客様の幸せそうな表情やSNS、ブログ等で発信される高評価は私達にとっては『ひとときの安堵や喜び』を感じさせて頂いたものです。

しかしそもそもディナーにおけるワイン付きのコースメニューやプチパーティー、結婚式の二次会等が無ければ収支は全くの赤字。

皆で次なる一手として決断をしたのが今回の原宿カヌレ専門店『boB』の出店です。

ご縁があり協力して頂いた出店地施設のみなさまには感謝の言葉しかございません。

原宿の神宮前交差点のほぼ近く、ニ坪にも満たないお店ですが、イタリアンレストランのシェフ達が一つ一つ手作りで焼き上げるスイーツのお店、原宿カヌレ専門店『boB』を2021年4月14日に何とかOPENする事ができました。

私たちの商品・お店のこだわり

2021年4月14日

雨の降るオープン初日でしたが沢山のお客様にお越し頂き本当に感謝です。

その後も多数のTV、雑誌などのメディアに取り上げて頂き『出足好調』、時には午後3時を待たずにカヌレが売り切れてしまう状況もありました。

しかし…

両手を挙げて安堵を迎えたのも束の間。

評価を頂いたと言え、物販事業は本拠地である銀座の赤字を完全に補填できないのは言うまでもありません。

また、レストランを営業し、お食事の調理やアフタヌーンティーの仕込みをしながらのカヌレ製造は、厨房内の取り回しやスタッフの疲労も限界に達してしまいました。

ある程度想定はしていたものの、まずは遠方から原宿までお買い求めに来られたお客様への申し訳が立たない。

また、会社として収支の正常化(黒字化とまでは言いません)出来なければ全ての継続運営が難しくなってしまい本当にジ・エンドを迎えざるを得ないのか?

と心底悔しくてなりません。

もっと半熟カヌレをお客様にお届けしたい。

継続運営が何とか出来ないか?

度重なる思考錯誤の上、スタッフ皆で得た結論はセントラルキッチンの立ち上げです。

何とか赤字を食い止める為に、レストラン厨房の立ち回りを邪魔する事無く、カヌレを作り続けるには当面『専属的なキッチン』を作る。カヌレの増産を図り、まずは店頭での供給の充実して収支の赤字を食い止めるしか方法は有りません。

また、EC販売、おとりよせ等の確立も行い少し