みなさん、普段オリーブオイルをどんな料理に使っていますか?
パスタ作り……? 時々お肉を炒める……?
本当においしいオリーブオイルに出合うと、パンやサラダはもちろん、あらゆるものにかけて食べてみたくなります!
それは「とにかく素材の味を引き立てて、何倍もおいしくしてくれるから」なんです。
はじめまして、加藤治郎と申します。
私は海外で様々なものを買い付けるバイヤーとして、コロナ以前は月の半分を海外、特にパリを中心に過ごす生活を送ってきました。おいしいものが大好きで、ヨーロッパでいろいろなものを食べるのが楽しみでもありました。
そんな中、ある友人からの紹介で、とてもすばらしい食品に出会いました。
それが、今回ご紹介するギリシャ産・オーガニックオリーブオイル「マカロス・エドス」(エキストラバージンオイル)です。
初めて食べたときは、本当に驚きました。
透明なガラスボトルのなかで輝く、鮮やかなゴールド色。ふたを開けると、食欲をそそるオリーブ本来の力強い香り。雑味のないはっきりとした味わいのなかに、ほんのり感じるフルーティーな甘酸っぱさ。最後にピリッと感じるスパイシーさ。
これまで食べてきたオリーブオイルとは、全く違うものでした。
高級感のあるボトルで、ヨーロッパでは贈り物としても人気がある「マカロス・エドス」ですが、日本には輸入されておらず、残念ながら手に入りません。
他にはない素晴らしい味と香りのオーガニック・オリーブオイルを、是非日本のみなさんにも味わっていただきたい! そう考えてこのプロジェクトを立ち上げました。
オリーブオイルの産地というとイタリアやスペインが有名ですが、ギリシャ産のオリーブオイルはとても高品質。その中でも「マカロス・エドス」は、エーゲ海に浮かぶ島・レスボス島で、16世紀(1578年)から製造されている、歴史と伝統あるオーガニック・オリーブオイルです。
レスボス島の風景
コロナが流行する前、私がまだ頻繁にパリに通っていた頃、「マカロス・エドス」を製造・販売する会社の社長であるクレツァス・ストラティス氏に出会いました。彼は由緒ある貴族の出身で、その一族がレスボス島でオリーブ栽培とオイルの製造を開始して以来、400年以上もの間、伝統的な製法でオリーブオイルを作り続けています。
「マカロス・エドス」は、EUの「オーガニック認定」(通称ビオマーク)を取得しています。大変厳しい認証制度で、有機栽培のオリーブを使用することはもちろんですが、オイルの製造過程まで厳しい審査があります。このため、少量しか作ることができず、年間2万本ほどしか製造されていません。箱には一本一本手書きで番号を記し、厳格に管理されています。
もちろん合成化学物質は一切使われていないので、毎日安心して食べていただけます。
EUのオーガニック認定マーク
こうした高品質が認められ、「マカロス・エドス」はロンドンやパリの有名オーガニックショップや高級スーパーで販売されていいます。さらには、ヨーロッパの王室でも御用達であるほど、その品質は折り紙付きです。様々な権威あるコンテストでも賞を受賞しており、世界中で高い評価を得ています。
世界中のコンテストで入賞!
また、オリーブの品種は、「Kolovi(コロビ)品種」のみを使用しています。島のなかでの生産のため、他の品種と混在する心配がありません。
こうしたレスボス島の恵まれた環境のなか、昔ながらの方法で、惜しみなく手間ひまをかけて製造されているからこそ、独自のすばらしい味と品質のオリーブオイルを守り続