ることなどが主な特徴です。また、立体的な構造と、革という素材の厚みや丈夫さによって、気品ある自然なフォルムを持ち、いわゆる「型崩れ」の心配もほとんどありません。
ティーポは鮮やかで明るい発色が特徴の革ですが、タンニン鞣しの革ですのでご使用のうちに革ならではの経年変化が現れます。
変化の仕方はご使用頻度や環境により様々であり一定ではありませんが、一般的な傾向としては色味が深く、濃くなっていくことが多いです。反対にミントやピンク等の淡い色は薄くなっていく場合もあります。
持ち主とともに変化していく革の表情をぜひお楽しみいただければ幸いです。
お手入れについては、すでにオイルやワックスなどの本革製品メンテナンス用品等をお持ちであればそのままお使いいただけます。
革の発色を邪魔しない無色のものが良いと思いますが、黒やダークブラウンなどは同色のワックス等で磨いてやればよりツヤと色味が深くなります。
メンテナンス用品などをお持ちでない、または本革製品を初めて持つ方には、固形の無色のワックスがおすすめです。
革はお肌と同じように適正な油分があればハリとツヤを保ちますが、乾燥してくると色が褪せて表面がカサついてきます。
このようなときは固形のワックスを手に伸ばし、その手で全体を撫でる、軽く揉む(ヘアワックスを揉みこむような感じです)ようにして油分を補給した後、乾いた布で乾拭きしてください。乾拭きも力を入れる必要はありません。
このようなお手入れを年に2,3回行えば十分です。
むしろ過剰な油分はカビやシミなどの原因にもなりますので、やりすぎないようご注意ください。
ティーポは水濡れにも比較的強い革ですので、多少の雨であればその場ですぐ乾いた布などで拭いてやれば大丈夫です。
もし水が中まで染み込んでしまったりした場合は、直射日光やドライヤーなどには当てず、吸水性の高い紙などを詰めて陰干ししてください。
ワープロラックスは、水や傷にも比較的強いクロム鞣しですので、定期的なオイルでのお手入れなどは基本的に必要ありません。
念の為、皮革用の防水スプレーなどをご利用いただくと、より安心かと思います。
汚れがついた際には固く絞った布で拭いたあと十分に乾燥させてください。
ティーポもワープロラックスも、ネル生地の保護袋をお付けいたしますので、保管の際には保護袋に入れて保管してください。
ビニール袋は湿気がこもってカビの原因になりやすいのでお避けください。
大量生産品では実現できない、小さな工房ならではのオーダーを楽しんでいただければと思い、カラーが選べるカスタムオーダーでのリターンをご用意いたしました。
リターン1
【フラン・ワープロラックス】全3色
ワインハイマー社のワープロラックスを使用したハイクラスモデルです。
カラーバリエーションは3色をご用意しました
トープとはフランス語でモグラを指す名詞です。
温かみのあるブラウンが少しくすんでグレーがかったような落ち着いたニュアンスを持ち、どんなスタイルにも上品に調和し、シーンを選ばないスタンダードなカラーです。
アクアブルーはその名の通り、清涼な水を思わせる水色です。
ワープロラックスの質感と相まって非常に落ち着いた雰囲気で、可愛らしさと品の良さを併せ持ちます。鈴木砂羽さんがお持ちの色はこのアクアブルーです。
オレンジは大変鮮やかで、元気で若々しいビタミンカラーです。
とは言えこちらも蛍光色のようなオレンジではなく、とても上品な印象です。
夏のカジュアルスタイルにも似合いそうですが、黒やダークブラウン