【700名にトイレが4つの学校】カンボジアの小学校に新しいトイレを建設したい

【700名にトイレが4つの学校】カンボジアの小学校に新しいトイレを建設したい
カンボジアの首都プノンペンから西へ40㎞にあるコンポンスプー州のBrey Boeng Primary Schoolには、700名の生徒たちと17名の教師たちがいます。でも、この学校にあるトイレは4つだけ。学校側と連携しながら子どもたちの教育環境の向上を目指す、日本とカンボジアの共同プロジェクトです。

g Primary School100冊、理科教材432020年 2月15日コンポントム Phothi Roung Primary School100冊、理科教材442020年 2月15日コンポントム Krang Primary School100冊、理科教材452020年 2月29日コンポントム Angkor Sen Chey Primary School100冊、文具類、理科教材462020年 2月29日コンポントム Sammoki meanchy Primary School100冊、文具類、理科教材472020年 2月29日コンポントム San Kor Primary School50冊、文具類、理科教材482020年 2月29日コンポントム Voir Yeav Primary School100冊、文具類、理科教材492020年 8月29日プノンペン Sgnoun Pich Primary School100冊502021年 1月8日プレイベンBaprei Primary School100冊512021年 1月16日プレイベンChrey Khmum Primary School100冊522021年 1月23日プレイベンThlok Primary School100冊、文具類532021年 2月20日プレイベンChrey Khmum Primary School地球儀、天体図、世界地図、理科教材類他542021年 2月22日スバイリエンBrasableak Primary School黒板補修用具

残念ながら、2020年3月からのコロナウィルス蔓延により、カンボジアの学校も閉校を余儀なくされ、子どもたちの学びが停滞しています。(2021年7月現在)

チアフルスマイルの学校支援訪問もしばらく中止していますが、閉校期間中でも、施設改善への支援なら進めることが可能です。

そうです。

学校に子どもたちがいないこの状況下で、今できることは、良い教育環境を整えることしかできません。
新たな取り組み

そして、この度、読書教育への支援に加え、英語教育と環境教育の充実を図るためにコンポンスプー州のBrey Boeng Primary Schoolへの支援プロジェクトを開始することを決意しました。

以下、学校側のご了解を得ておりますので、写真やビデオを通して、本プロジェクトの詳細をご理解いただければと思います。

プノンペンから50㎞ほど西側にあるコンポンスプー州。

都会化する一方のプノンペンとは違って、手つかずの自然が広がる地域です。

この地区にあるのがBrey Boeng Primary Schoolです。

教育支援の推進を校長先生とお約束しました。

この学校には、700人以上の生徒たちと17名の教師がいます。

未解決のままの問題点

しかし、この学校は、長年大きな問題を抱えていました。

それは、施設面の問題です。

日本の学校なら各階にトイレがあるのが当たり前ですが、この大きな学校で使えるトイレは4つだけと言う現状です。

校舎は、3棟あります。

使えるトイレは、中央棟の裏にある4つだけ。

もちろん、子どもたち全員が満足に使える状況にありません。

休み時間には、長蛇の列になったりしますので、我慢を強いられる子どもたちもいます。

2013年に日本の支援団体の善意で作られた現存のトイレがこちら。

簡易式ですが、雨水を利用したエコなトイレです。

壊れたまま放置されたトイレは、補修する必要があります。傷みが激しいです