青いシャツを着ている女性 自動的に生成された説明こんにちは、今回このプロジェクトを立ち上げた松下美沙子です。
私は、個人でグラフィックデザインの仕事をする傍ら、絵を描くことの楽しさをもっと伝えたいという想いで、大阪市中心部の空堀(からほり)を舞台に、誰もがいつでも気軽に手ぶらで絵を描ける場所:ペイント・ラウンジをつくります。特に、そこでは普段絵を描かない方にこそ、絵を描く楽しさを体験してほしいと考えています。
店舗予定地の空堀は、駅からも近く、長屋再生複合施設があるとともに、昭和レトロが漂う地域。
地元では、アーティストが集う場所として認知されています。
そんな空堀につくるペイント・ラウンジの拠点は築50年を超える5階建てのテナントビルの2部屋を大工さん指導のもと自分たちで解体して造っていきます。
ペイント・ラウンジは《絵を描くためのスペース》+《ラウンジ》で構成します。
【手ぶらで絵を描きにこれる“ペイント”スペース】
ペイント・ラウンジのターゲットは“普段絵を描かないけど興味のある方”。
そんな方々が少しでも気軽に絵を描くことに触れれるように
自由に使える画材や講師の指導のもと、友人や仲間とわいわい楽しく参加できるワークショップをベースに考えています。
主な利用方法は①誰でも参加できるワークショップ、②月額の会員制、③1時間から利用できる時間利用となります。
【絵を描かなくてもいい “ラウンジ” としての利用】
単に絵を描く場だけではなく「ラウンジ」機能を設けることによって
お茶やお酒を飲みながら、絵を描いてる人と出会えたり、絵が好き・興味があるという共通項から会話が生まれ、絵を描かなくても、ここからコミュニティが広がり「アート×食」によってまちや地域がより賑わって欲しいという想いがあります。
ラウンジでは、アーティストや絵の好きな人が日替わりなどでカウンターに立ち、この場に関わる人が少しでも絵を通して楽しんでもらえる空間をつくり、日々の生活の中に自然とアートを根付かせていきます。
私は子どものときから絵を描くのが好きでした。
買ってもらったクレヨンで画用紙いっぱいに絵を描き、親に褒めてもらっていた幼少期。
今見返しても決して上手いと言えないような絵でしたが、当時の私は、上手いとか下手とか関係なく、とにかく夢中になって絵を描いていました。
アーティストとして活動する進路も考える中、日本での絵描きという仕事の壁の高さ、難しさに直面し、アーティストという道を諦めデザイナーとして就職。様々な仕事に携わる中でも、昔から好きだった絵を描くことを続けていました。
そんな中、日常的に絵を描くことのできる場があることによって、絵に興味のある人たちが集い、絵を描く空間に接することのできるペイント・ラウンジをつくりたい。
ペイント・ラウンジでご自身で描いた1枚の絵をきっかけに、アートを身近に感じてもらい、気軽に絵を描いたり、まちにアートが自然と溶け込む景色をつくりたい。
そして、ペイント・ラウンジはまちにひらき、まちにより色どりを加え、絵に興味のある人が集う場として、まちとともにあり続けたい。
そう思うようになり、
今回ペイント・ラウンジという場所を、この空堀につくろうと思いました。
ペイント・ラウンジは全国展開を目指す!っと掲げています。
そして、その一歩として、まずは側にいる人、地域を大切に、自分が住んでいる大阪の空堀から始めます。
空堀は、数年前まで「からほりまちアート」という、いろいろなアーティストが街中にアートを