たちと出会い、彼らと交流をしながら、人生においてとても大切なことを学んでいくストーリーです。
よしくんが道中で出会う動物たちを描いた13曲の小品は、一回聞いただけで「面白い!」と思えるユーモアに富んだ曲が多いのも特徴です。一人で弾けるソロ曲もあれば、連弾や6手の曲もあります。私が講師を務めているピアノ教室では一足先に子どもたちに弾かせていますが、みんな楽しそうに取り組んでくれています。一度弾いたことがある曲でも飽きることなく、「もう一回弾きたい!」という子も。簡単に弾ける曲から難しい曲までいろいろあるので、成長に合わせて選曲できます。
絵に関しては私としても初めての試みでした。まずは鉛筆で絵を描き、パソコンへ取り込んで色を付けました。全ページフルカラーで、楽譜の背景にも絵を入れてあります。よく見ないとわからない仕掛けを入れたりして、見ているだけで楽しめるように心がけました。 絵の中に隠された秘密を探しながら、音楽や物語と一緒に楽しんでいただきたいです。
鉛筆の下絵はたくさん描きました!
楽譜ページサンプルはこんな感じです。楽譜の背景に絵があることもあります。
※すべての著作権に関しては本に記載してある通りとなりますので、あらかじめご了承くださいませ。
作者の経歴
アレクサンドル・ヴェルシーニン(作曲・お話)
アレクサンドル・ヴェルシーニンは1965年生まれのロシアのピアニスト。チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院教授、くらしき作陽大学モスクワ音楽院特別演奏コース特任教授、スクリャービン基金ならびにチャイコフスキー基金(チャイコフスキー国際コンクール入賞者連盟)の会員。
モスクワ音楽院附属中央音楽学校にて、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国功労教師であるE. ホーヴェン氏とV. エルマチェンコ氏に師事。そののちモスクワ音楽院、同大学院にて人民芸術家であるY. スレサレフ教授に師事し、優秀な成績で卒業。
大学院生の時に推薦を受けてモスクワ音楽院にて教鞭をとり始め、今日までの約30年間2つの学部で教え続けており、国際コンクール優勝者や入賞者を輩出している
ロシア国内外で積極的に後進の指導に携わりながらも、演奏活動にも力を入れている。これまでにロシア国内やモスクワの主要ホールで演奏をしたほか、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、スイス、アメリカ、コスタリカ、ヨルダン、日本、韓国など、世界各地で演奏活動を行っている。
レパートリーはクラシック音楽からジャズの編曲・即興など、様々なスタイルの音楽を網羅している。ソロ演奏やオーケストラとの共演、そしてロシア国内および世界のクラシック音楽界、ジャズ界をリードする音楽家たちとの共演など多忙を極めながらも、作曲や編曲も手掛けている。
近年作曲された、ジャズ編成と弦楽オーケストラのための「おとぎ話組曲」の録音はモスフィルムのトンスタジオで行われ、モスクワ音楽院の大ホールやラフマニノフホールを始め、ロシア国内の様々なホールで演奏され、成功を収めている。
アレクサンドル・ヴェルシーニンとデニス・シャポヴァーロフ(チェリスト。チャイコフスキー国際コンクール優勝者。)のデュオは、ムスチスラフ・ロストロポーヴィチから高い評価を得た。
アレクサンドル・ヴェルシーニンは、「Crossover World Fusion Projeсt」や「India In Blue, Classic & Jazz」など、珍しく革新的なプロジェクトを立ち上げ、芸術監督を務めている。
約CD20枚分の音源があり、そのう