【はじめに】
こんにちは!愛知学院大学経営学部の” なごめん” です。
私たちなごめんはきしめんに現代における食の役割を与えつつ、新たな郷土食としてきしめんを継承・発展させる提案を行う。という想いを毎年メンバーへ引き継ぎ、活動しています。
【愛知学院大学生”なごめん”の新たな挑戦】
きしめんに現代における食の役割を与えつつ、新たな郷土料理としてきしめんを継承・発展させる提案を行うため「新たな挑戦」をしていきました。
それは・・・
きしめん揚げ菓子『きしめんチップス みそ味』を開発しました!
愛知学院大学の学生が、どうすればきしめんをもっと手軽に、身近に、食べてもらえるかを考え、
コロナ禍の宅飲みを支えるおつまみとして開発しました。
愛知の伝統食「きしめん」の現状
愛知県の郷土食である*きしめんはめん類の需要多様化から、そのシェアを急速に落としています。
*きしめんとは、江戸時代、東海道で名物とされていた平打ち麺が発祥で、江戸時代前期に書かれた“東海道名所記”では、きしめんは三河国芋川、江戸以降から盛んに名古屋で「きしめん」と銘打って名物とした背景があり、今では愛知県刈谷市の名物となっています。
【なごめん誕生のきっかけ】
「地元愛知の小学生の3人に1人しかきしめんを食べたことがない」
私たち” なごめん” は愛知学院大学のバーチャルカンパニーという授業から生まれました。学生が主体となって、地域の会社と協力して社会課題に取り組み、商品開発をする授業となります。
その授業の一環で、なごめんは2015年に生まれました。そこから6年間「愛知の伝統食を守りたい。」その想いから「きしめんをもっと、手軽に、身近に」 をコンセプトに活動しています。
【2015年の活動 ~活動開始~ 】
きしめんの定着率の調査
名古屋の南大高にある小学校で、「きしめんを食べたことありますか」というアンケートを行ったところ、食べたことのある小学生は約三割しかいませんでした。そこで食文化定着における幼児期からの食体験の重要性に着目し、家庭内で食べられるものを作ろうと考えました。
【2016年の活動 ~初商品化! なごめん第一弾、うこんきしめんの開発~ 】
2016年 なごめん第1弾「うこんきしめん」
最古のきしめん提供店である株式会社角千本店さまと、愛知の八丁味噌を提供されている、合資会社八丁味噌さまと協力し、人体に好ましい影響を与える「機能性」をテーマとして考え、多彩な機能性を有するウコン(ほぼ一日の必要量3.6g)を麺に練り込みました。
ソースは、愛知県特産の八丁味噌に名古屋コーチンエキスを加えた「みそソース」の開発で名古屋の食文化を継承しました。
「なごめん うこんきしめん」を開発しました。
【2017年 ~風味を改良! なごめん第二弾よもぎきしめん~ 】
2017年 なごめん第2弾「よもぎきしめん」
そして、2017年には彩り、風味などの「嗜好性」や食べやすさをテーマとして考え、爽やかな若草の香りをもち、鮮やかな緑色であるよもぎを麺に練り込んだ「なごめん よもぎきしめん」を開発しました。
販売活動も実施していきました。
刈谷ハイウェイオアシスにて
【2018年 ~新たなきしめんの形 あげきしめん~】
そして2018年では販売活動をしながら、あげきしめんを販売しました。これが後の「きしめんチップス」の商品化に繋がりました。
【2020年 ~オンラインを駆使した新商品開発~ 】
そして2020年はコロナ禍の中、オンラインと