終わりの見えない不安な日々が続いています。
いつもみたいにファンのみんながたくさん集まって、
いつもみたいに楽しそうに拳をあげたりジャンプしたりヘドバンしたりして、
いつもみたいにみんなの歓声が会場中に響き渡る。
そして、私たちは音楽を通して全身全霊でその期待に応えようとする。
そんないままで当たり前で、とてもとても大切な時間だったライブ(私たちはスレと呼びますが)が失われて1年以上が経ちました。
深呼吸しようとしているところで口を塞がれるような、
大事な時に大事な場所での大事な一瞬を奪われたような気持ちでいます。
いつかきっとあの頃が戻ってくると信じて待ちながら、
いつまで我慢すればいいのか、
不安と覚悟が混ざり合ったような状態がずっと続いています。
そんな中私たちはツアーを開催しました。
迷いながらも覚悟を持った決断でした。
でも8会場の中、2会場は緊急事態宣言を受けて延期する形となりました。
まるで”延期すれば大丈夫でしょ”と気軽に言われているような急な宣言の発令に、
戸惑いと歯痒さを覚えながらも私たちはなんとか可能な限り公演を行いました。
そうやって今できることを積み重ねて、必死に今を繋いでいくことが私たちにできることだと信じ、次にみんなに会える機会を作ることにしました。
ミオヤマザキというバンドが結成された土地、東京都立川市。
その立川にある大型ホール「TACHIKAWA STAGE GARDEN」という会場で3日間スレ(ライブ)の開催を目指します。
2013年 東京都立川市でバンド結成
2014年 12/24「民法第709条」でメジャーデビュー
2015年 「メンヘラ」「山崎美央」含むミニアルバム「大人がイイって言ったヤツ」「大人がダメって言ったヤツ」リリース
2016年 恵比寿LIQUID ROOMで初の1000人キャパへの挑戦
2017年 ファンとの約束を果たした初のZeppTokyoでのライブ、「地獄少女〜宵伽〜」OPテーマ「ノイズ」・「anti-these」リリース
2018年 パシフィコ横浜単独公演で5000人を動員
2019年 全国47都道府県を無料で巡るツアーを開催。「un-speakable」「じゃあどうやったら愛してくれんだよ」リリース
2020年 横浜アリーナで12000人を動員した単独公演の開催
2021年 「Alive」リリース
8年間で歩んだ道のりを噛み締めながら
そしてこれからどんな道を進んでいくのか、
ファンのみんなと向かい合って確かめる日、
そんなスレ(ライブ)を開催したいと思います。
この3日間の中でこれまでに発表してきた曲をたくさん披露します。
楽曲とそれに紐づいた記憶を蘇らせていく、
そんなミオヤマザキ自身にとっても、
ミオヤマザキと人生のどこかで交差したことのあるみんなにとっても
メモリアルな3デイズ公演を満員で迎えたいと考えています。
そしてさらに、この時代、この場所にミオヤマザキがいたという証を残し、これからももがきながら前に進んでいくために、映像作品をDVDとして残し、思い出を共有できるようにしたいと思います。
世間から“不要なもの”と突きつけられ、音楽の灯火が消えかかっている今だからこそ、
ミオヤマザキの存在を必要としてくれる全ての方と一緒に、
いまだからこそやる意味のあるスレ(ライブ)を作るため、みんなの力を貸してください。
ミオヤマザキと、
ミオヤマザキを支える多くのスタッフと
ミオヤマザキの音楽を必要してくれるファンのみんなと、
音楽を通して表現