【和歌山大学発】学生がつくりたい茅葺き(かやぶき)屋根のおむすび屋さんとは!?
地域の魅力×新しい茅葺き文化=未来の故郷(ふるさと)
ミライの創造はシゴトの創造
「未来の故郷」はみんなでつくる!「結人(むすびと)」「里人(さとびと)」を募集!
はじめまして!!
和歌山大学むすび屋弥右ヱ門茅葺き(やうえもんかやぶき)プロジェクトの
代表を務めている福美裕子(ふくみゆうこ)と申します!!
このページをご覧いただき、ありがとうございます!!▲和歌山県の生石高原ではしゃぐ代表の福美裕子。私たちは、2017年に和歌山大学の「わかやま未来学副専攻」というプログラムで立ち上がったプロジェクトです。和歌山県かつらぎ町志賀地区(以降「志賀地区」と表記)にある茅葺き屋根の古民家ゲストハウス「古都里 志高庵」を中心に活動しています。この度、志賀地区が皆さんの未来の故郷となる第一歩として地域の魅力を発信する茅葺きのおむすび屋をつくります。さらに、この志賀地区の未来をつくっていく里人と、おむすび屋で想いを結んでいく結人を募集します。
「結人」「里人」って何!?と思ったそこのあなた!!まずはなってみるべし!
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▲志賀地区の風景。左に見える赤褐色のトタン屋根の建物は「志高庵」まず、私たちの活動拠点である和歌山県かつらぎ町志賀地区についてご紹介します。ここ志賀地区は、関空から車で1時間圏内の高野山の麓に位置しており、志賀地区を通り高野山に向かうため、コロナ禍においても年間53万台の車が通る、とても交通量が多いところでもあります。そんな志賀地区ですが、自然がとても豊かで、どこか懐かしい昔ながらの日本の良さを感じることができ、24軒ものトタン被せの茅葺き屋根の家屋が集まる、茅葺き集落といった特徴もあります!!
そして、私たちが思う志賀地区の魅力は、なんと言っても
しかしながら、志賀地区も日本の多く地方地域と同様に、人口減少、少子高齢化の一途をたどっています。また、高野山に向かう人たちの多くは志賀地区を通り過ぎるだけ・・・
私たちの活動を様々な場面で助けてくださっている地域の方々。
そんな地域の方々の願いは、私たちプロジェクトメンバーの願いでもあります。活動を通してその想いがより一層強くなりました。
どうすれば志賀の魅力を未来に繋いでいけるのだろう・・・?
そこで、地域に残るトタン被せの茅葺きの民家に着目しました。「『茅葺き』で『未来』をつくるなんてありえない!」と思われるかもしれません。しかし、私たちはこの「茅葺き」が「志賀地区の未来」をつくる鍵になると考えています。また、私たちの考える「つくる」とは、古いものを壊すのではなく、もともとあるものを受け継ぎながら新しいものをつくるということであり、それが可能な志賀地区は未来的であると確信しています。現在志賀地区の茅葺き屋根24軒全てが、茅葺きの上からトタン板を被せているため、外から茅葺きそのものを見ることはできません。
しかし、トタン板を被せている茅葺き屋根は、葺き替えられた当時の技術や文化をそのまま残しているタイムカプセルのようなものなのです。そして、そのタイムカプセルは開けられる時を待っているのです。
まだまだ、茅葺きのどこがそんなにすごいの?魅力的なの?と思われる方もきっと沢山いらっしゃると思います。なので、ここから少し茅葺きについて触れたいと思います。
〇海外では最先端!サステイナブルでエコな素材!
この「茅」「茅葺き」文化、日本では古いものだと思われている