のではないかな、楽しいことがどんどん生まれてくるのではないかなって思います。私は、今回の事業で保護者の方への勉強会(考え方・コミュニケーション力等)も定期的に行っていきます。
4、不登校の現状
令和元年の不登校の数は文部科学省の発表で181,272人。3年前の平成28年の133,683人に比べ、約1.36倍と増加しています。それに対して、フリースクール等不登校の受け入れ先は文部科学省の発表で319社(2021年5月末時点)です。これにはフリーペースも含めた数で学習塾の形態をとっているものはわずか18社です。居場所づくりという考え方では1社あたり、平均570人の受け入れが必要で、学力向上をしっかりと行っていく学習塾の形態では1社あたり、平均1万人以上の受け入れが必要となります。不登校の受け入れ先として1スペース30人から40人が限度と定めているところも多く、学校側の話を聞くと、現状それくらいの数でないと行くことすら難しい子が多いと聞いています。
不登校の子供がいた保護者の方数名から話を聞いたところ、どうしたらいいかわからない。都会にフリースクールがあるのは知っていたが学校からの情報は何もなく、結局家で子供と過ごしていた。もし、学校以外で勉強ができ、コミュニケーションが取れる場所があれば入れてあげたかった。同じ境遇の子供となら友達になれたかもしれないと言われました。数が少ない・情報不足が現状だといえます。
5、開講する塾の運営・目的・目標
〇週5通塾制(子供の状態に合わせながら)
午前9時~午後4時。
午前:学習指導要領に沿った習熟度別個別指導(フリースクール要素を入れ出席日数の申請をする)
午後:コミュニケーション力向上・目的目標設定・好きなことや夢を見つけるための授業
〇目的
自分の幸せを感じ、幸せを周りに配れる生徒に導く。
〇目標
子どもたちが夢を持ちそれに向かって全力で行動(学力・コミュニケーション等)がとれる。
子どもたちが周りの人と協力でき目標達成できるようにする。
子どもたちが周りの人が喜ぶような行動がとれる。(貢献ができる)
※目的を達成するため、目標(運営をしながら増える可能性あり)に対して社員一同全力で行動をする。
6、支援金の使用方法
開業・軌道に乗るまでの運営費として使用させていただきます。
家賃
198万円(18万円×6か月、初期費用18万円×5か月)
※不登校の子供の中には人がいると落ち着かないという子もいるので、その為の部屋も作る必要があり、少し大きめのところを借りる予定です。(仮押さえ中)
エアコン
200万円(30畳用~10畳用まで7台分現在とりついているものがボロボロな為入れ替え)
空気清浄機
40万円(コロナ対策用)
壁増設工事
30万円(もともと工場として使われていたため整備用)
壁紙張替工事
60万円(現在ボロボロな為やる気の出る色に張り替え予定)
水道配管工事
50万円(数か所水場を設けるので現状より変更する必要があるため)
その他電気配線工事
10万円(配線がむき出しになっている部分アリ、修復必要)
床張り替え工事
100万円(現在コンクリートがむき出しの為上にタイルカーペットを引きスリッパで生活してもらうため)
トイレ交換工事
20万円(男女各1カ所)
事務所備品
132万円(机・椅子・棚・パソコン・複合機・ミニキッチン等)
教室備品
70万円(