できれば、東南アジアなどの貧困国にとって貴重な産業の創造にもつながるでしょう。
事実、材料である麻を貧しい国で栽培することで、「貧困救済につながる」と評価され国際会議で表彰されています。
つまり、サスティナブルな素材、麻を生活にとりいれることで、
「持続可能な社会」へ貢献することにも繋がるでしょう。
―――創業75年をかけてようやく織ることに成功。コロナ禍だからできた【パイルの麻100％のタオル】―――
麻は古来より神事にかかわる繊維として扱われてきました。
神主の衣、羽織、袴、近代では高級な夏の衣類として使用され、防虫・防菌作用があるので、日用品の蚊帳やフキンに使用されてきたものであり、私たちの生活に密接に関わっている素材とも言えます。
しかしタオル織物としての「麻」は織ることが非常に難しい為、市場にはなかなか出回りませんでした。蚊帳・フキン・その衣類に関しては、平織のため織りづらくても製織が可能であったものの、パイル地の麻100％となると、非常に困難を極めました。
我々も麻混タオル・ケット・ガーゼ類は織りづらくても、多少とも市場の要望に答えて生産をしていました。しかし、麻100％のパイルタオルは織ることはできませんでした。
しかし麻は織物としては、夏の天然素材としては最適であり、高級感のある、魅力的な商品です。
ガーゼだけではなく、パイル地だからこそ発揮される麻の魅力もあるはずーーー。
――麻が持つ多くの機能を最大限に生かし、それを「タオル」に組み込むことができないだろうか？―――――
そこで、大阪・泉南の老舗タオルメーカー成願では、コロナ過で売り上げ減・労働時間の短縮等を強いられている中、創業75周年を記念して麻タオルの開発に乗り出しました。
麻糸の選定から初め、撚り回数、ノリ付け、コーティング、製織の調整等、それまで、多重ガーゼで麻100％のタオル、ケット等、織ることができた技術と経験を基礎にして、必死でこの1年間、時間をかけて研究を重ねました。
幾度となく失敗を重ね、試行錯誤の末、ようやく完成できたのが、第1段のツブツブ麻100％パイルタオルです。
・タイトル：丈夫で長持ちなサスティナブルな素材【麻100％タオル】でお家時間を贅沢に。
・開催期間：2021年4月26日（月）13：00〜 ５月15日（土）23：59まで
・プロジェクトページ：https://greenfunding.jp/lab/projects/4612
4月から実施し、おかげさまで100％達成！
そして今回は、早くも麻100％パイルタオルの第2段が登場！
今度の麻100％タオルは新感覚の凹凸のある触り心地、
【アゲオチ製織】で織り上げました。
通常のタオルと違い、パイルをに交互に落として凹凸のある断面になっています。
そうすることで通常のパイルタオルと比べて様々なメリットがあります。
凹凸のある新触感が貴方を虜にします。
凹凸があることで、空気が通り、さらに乾きやすくなります。
隙間に水が入りやすく、またパイルも2倍なため、しっかりと吸収します。
いろんな場面でご使用いただきたいと思い、今回はバスタオルとフェイスタオル、２種類のサイズをご用意しております。
日常で使うヘアドライ用のタオルとしてはもちろん、お手拭き用のタオルとして、
またブランケットやひざ掛けとしてもご使用いただけます。
プールやお風呂に持っていくのもオススメですよ！
ＳＩＺＥ：バスタオル約75×135cm フェイスタオル約34ｃｍ×80cm
組成：麻