朝鮮学校に通う子どもたちに、生駒山上遊園地☆特別遠足で一生に残る思い出を!

朝鮮学校に通う子どもたちに、生駒山上遊園地☆特別遠足で一生に残る思い出を!
地方行政からの財政補助停止状況が続く中、さらにコロナ禍にも見舞われ、多くのことを我慢せざるを得ない、朝鮮学校に通う在日コリアン生徒・園児たち。そんな大阪・奈良・和歌山の朝鮮学校に通う子どもたちを、大阪でも有数のレジャーランド、生駒山上遊園地に特別遠足として無料招待し、一生の思い出を作ってあげたい!

はじめに

 我々『在日本朝鮮大阪府青年商工会(以下、大阪KYC)』は、30歳〜40歳前半までの在日コリアン青年が所属するボランティア団体です。結成当初から『豊かな同胞社会のために!子どもたちの明るい未来のために!広げよう青商会ネットワーク!』をスローガンに、地域の在日コリアンコミュニティの活性化や朝鮮学校に通う子どもたちのための活動を行ってまいりました。

 多文化共生社会を目指す日本市民の方々とも手を携えながら、日々奮闘しております。

 大阪KYCは、今年結成25周年を迎えます。

 所属会員のほとんどが子育て世代であるため、結成当初から現在に至るまで、子どもたちの笑顔と未来のための、さまざまな活動に取り組んでまいりました。

 ご周知のように、昨年から猛威をふるう新型コロナウイルスの影響で、多くのことを我慢し耐えなければいけなくなった子どもたちに、一生に残る楽しい思い出を提供してあげようと、表題のイベントを立案しました。
解決したい課題

 昨今、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、たくさんの人々が苦しみや悲しみを耐え戦っている中、朝鮮学校においても、様々な学校行事を中止、延期、縮小せざるを得ないといった、もどかしい状況が続いております。

 こればかりか、朝鮮学校とその附属幼稚園は、国による『高校無償化』『幼保無償化』制度から除外され、地方行政からの補助金停止状況が10年に渡り続いているなど、大変な財政難に見舞われており、それによる保護者の財政負担もかなり大きくなっています。

 このような諸々の要因により、生徒・園児数も年々減少して行く中、一つひとつの行事が子どもたちにとっては本当に大切な思い出であり、そういった行事を通して培われる友だちや仲間との繋がりが一生の宝物となるべきなのに、相次ぐ学校行事の中止は、言葉では言い表せない悲しみとなっていることでしょう…

このプロジェクトで実現したいこと

 我々、大阪KYCでは、このような状況にある在日コリアンの子どもたちに元気いっぱい、笑顔いっぱいの一日をプレゼントしたいというアツい想いから、大阪・奈良・和歌山の在日コリアン園児と小中学生、約750名を対象とした『生駒山上遊園地☆スペシャル遠足』を企画しました。

 大阪でも有数の遊園地であり、見晴らしの良い山上にあるという開放感、また今までも学校遠足などでご利用させていただいたご縁があるとの理由から、生駒山上遊園地でぜひ開催したいと考えております。

 我々は、生駒山上遊園地を愛着を込めて『ISJ』と呼んでいます。

 当日は、コロナ対策も万全に準備しながら、子どもたちにストレスを忘れて思いっきり遊び、他校の仲間たちと交流してもらい、笑顔溢れる最高の一日を提供します!

※ 新型コロナウイルス感染予防対策について ※
 本イベント開催にあたり、
 ・生駒山上遊園地施設の感染対策ガイドラインを順守する。
 ・参加者たちへ①マスクの着用 ②(特に昼食時などにおける)ソーシャルディスタンスの確保 ③こまめな手指消毒 を主催者の責任として周知徹底する。
 ・参加者たちへ配る予備用マスクや、一定エリアに設置する消毒用スプレーをあらかじめ用意する。
 といった新型コロナ対策を講じてまいります。
資金の使い道

こども用乗り物券代金:約210万円(生駒山上遊園地では現在、コロナ対策としてフリーパス制度廃止中なので、こども750名が平均13回ずつ乗る計算。一回210円なので、750×13×210=204万7,500円+α)

交通費支援金:約60万円(