文化服装学院に通う学生に「先行投資」する、新たなファッションの楽しみ方を提案!

文化服装学院に通う学生に「先行投資」する、新たなファッションの楽しみ方を提案!
「もし今買った服が、将来何倍もの価値を持つとしたら…」そんな夢のような話を、ファッションの未来のために実現させます。将来デザイナーとして活躍する可能性を秘めた文化服装学院の学生たちを結集、彼らの作品を販売します。彼らが数十年後にトップデザイナーとなった時、販売した服は現在の何倍も価値を持つはずです。

しています。希少なアイテムの値段は止まることなく上がり続けており、シャツが10万円前後で取引される例もあるほどです。

もし、マルタンの学生時代の作品がオークションに出されたら……

その値段はとんでもなく高騰するでしょう。

40年前に1人の学生が作ったアイテムが、現代において大きな価値を持つのです。

このように、専門学生が制作する服には、潜在的な価値があると私は考えます。マルタンの例は極端な例かもしれません。しかし学生が将来デザイナーとしてブランドを持った時、ファンたちはその若かりし頃の作品も欲しい!と思うはずです。

このような先行投資は、アートの世界では当たり前に行われてきました。

絵画の購入は資産運用の方法の1つとして確立されています。しかし、ファッションの世界では先行投資は目立って行われてきませんでした。

TIMESIBLEは、ファッションにおいても先行投資は可能だと考えています。そして、先行投資が確立すれば、デザイナーズファッションに興味を持つ人も増え、業界の盛り上がりをも助長します。
デザイナーと、服と、共に生きる。

TIMESIBLEで扱う服は、単に先行投資のためのモノではありません。「プロジェクトを始めた経緯」でもお伝えした通り、学生デザイナーたちが作るのは「いまの自分にしか作れない服」。実際に服をご覧いただければ「いま本当に欲しい服」として目に映るはずです。

価値を見込んで購入するわけでなくとも、自分が気に入った服が時の流れと共にその価値を上げていったなら、これほどうれしいことはありません。

「デザイナーズブランドの持つ魅力」

「シーズンを超えて、長く愛用される工夫」

が両立された服、とはまさにこのことです。

時間を超えて愛される服を、時間と共にずっと着用していく。

TIMESIBLEというプロジェクトに、そんな私の思いを込めました。
TIMESIBLE(タイムシブル)という名前

TIMESIBLEという名前は、”time reversibility”(タイム リバーシビリティ)という数学用語からとっています。時間のシーケンスが逆になったとき、時間は巻き戻すことができる、という意味です。

TIMESIBLEで販売する服は、いわば時間軸におけるリバーシブルです。

今、本当に着たいと思える服が、将来価値のある服になる。

先行投資という、今まで考えられなかったファッションの楽しみ方を確立させます。
このプロジェクトに共感いただけましたら、どうかお力を貸していただけませんでしょうか。
皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。
学生デザイナー紹介

今回、TIMESIBLEでコレクションを発表する学生デザイナーを紹介します。(五十音順)

学生デザイナーそれぞれのコレクションテーマや、過去に製作した作品、また将来の展望などについて迫ったインタビューを、活動報告にて掲載いたします。合わせてご覧ください。

左から橋本菫、荻野優花、イヒョンソク、大阿久晃輝

① イヒョンソク

所属:アパレル技術科

出身:韓国、一山(Ilsan)

過去作品(ジャケット、スカート)

代々木公園の木からインスピレーションを受け制作されたジャケット・スカート。

ジャケットはアシンメトリーながら、紐を三つ編みで合わせることによって自然なシルエットを実現した。

②大阿久晃輝

所属:高度専門士科

出身:栃木県

過去作品(ワンピース)

紅茶で製品染めしたワンピースをレイヤードした作品。春の女神フローラからインスピレー