~「本気で平和を創りたい」みんなが自分ごと化できる世の中へ~
みなさんこんにちは!広島出身21歳の鈴木健斗です。左に写っているのが, 一緒にプロジェクトを立ちあげている神田実鈴です。
2人合わせて「すずけん」と呼んでください!
社会問題を自分のことして考えられるように, まず世界中に友達を作ろう!という壮大な目標を達成するため, 日本の学校と諸外国の学校を繋げるプロジェクトを始めます。
大きな可能性を秘めたこのプロジェクトを進めていくためには皆さんのお力が必要です。
少し長い文章ですが, どうか最後までお読みください!
「社会課題」という言葉, 皆さんよく耳にしますよね?昨今SDGsがますます大々的にメディアで取り上げられるようになり, この言葉を意識する頻度も高まってきているのではないかと思います。
ところが, なんと半数以上の日本の若者がそもそも「解決したい社会課題」がないと言っているのです。
また, 「社会課題について周りの人と積極的に議論している」若者に至っては3割にも満たないのです。
これは日本財団が2019年に行った, 18歳意識調査「第20回 –社会や国に対する意識調査-」によるものですが, この2つの割合, 韓国やベトナム, アメリカなど9カ国の中でぶっちぎりでワースト一位なんです。
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図 1 日本財団:2019年度18歳意識調査「第20回 –社会や国に対する意識調査-」
なんでこんな事態になってしまっているのでしょう。答えはとてもシンプルだと思います。
社会課題を自分自身に関わる問題, 自分自身にとって重要であり大切な事柄として認識する, つまり「自分ごと化」できていないからです。
社会課題があるのは知っている, けれどだからといって自分の中ではそこまで重要なこととは思っていない(思えていない)からだと思います。
「自分ごと化」。最近かなりよく耳にする言葉ですね。
では一体「自分ごと化」できるってどういうことなのでしょうか?
ちょっと例をあげて見ていきましょう。
黒人コミュニティーの正義と平等のために「Black Lives Matter」運動が昨年世界各地で爆発的に広がりを見せました。日本でも, 渋谷で昨年6月の初頭に3,500人もの人が集まり, 雨の中デモ行進が行われました。
その様子を僕は広島の自宅のテレビで見ていたのですが, デモ参加者達へのインタビューを聞きながらハッとしたことがありました。
それはデモ参加者の人たちの大多数が個人的に黒人コミュニティーと繋がりがある, あるいは人種差別ではなくとも自分自身が何かしらの差別を受けた経験があるということです。
このように, 社会課題やそうした課題に直面している人たちと個人的なつながりを持っていて初めて自分ごと化できるのであり, それこそが, 積極的な行動に繋がるのだと強く実感しました。
これは「Black Lives Matter」だけではなく, 気候変動や核廃絶などありとあらゆる社会課題に言えることだと思います。
「自分ごと化」が社会変革, 社会課題の解決には不可欠であることを分かっていただけたかと思います。
ではなぜこれほどまでに良いことだと分かっていて, 様々なところで重要性が語られているにも関わらず, 我々日本人の若者の多くが「自分ごと化」できていないのでしょうか。理由はいくつかあ