ると思います。
まずは何と言っても「興味がない」, あるいは「きっかけがない」ということ。
「自分ごと」というのは人に言われたからといってできるものではありません。
自分自身がその事柄に興味がないと何も始まりません。
ニュースやSNSを通して嫌になるほど社会課題の存在には気づいているけど, イマイチ興味が沸かない, 「大変なんだねー。」で終わっているという人, 多いと思います。
上記に加えて, 既存のプログラムの敷居が高すぎるというのもあると思います。
もし万が一ある社会課題に少し興味を持ったとしてもそれについてより深く学ぼう, 話してみようとすることが憚られるというのも大きいのではないでしょうか。
コロナ禍でオンラインでの討論会, ウェビナー, ユースフォーラムのようなものがますます増えています。私も色々なものに参加してきました。
参加するたびに, 同世代, あるいは年下の子たちが活発に意見を交わしていて「すごいな〜」と思います。でも, 毎回, そもそも社会課題に興味があまりない人や「討論はちょっと。。。」という人の場はどこなんだろうと思います。
既に社会課題にとても興味がある人がさらに興味を持ち知識を蓄える場はたくさんあるけれど, ここに取り残されている若者はたくさんいるだろうなと思います。
この傾向は「グローバル」が謳われているプログラムになるとより顕著に見られると思います。
私自身が参加してきたプログラムの多くが, 英語がとても上手に話せる, 似たような境遇の若者ばかりが参加しているものでした。あくまでの個人的な感情ですが, 英語がペラペラな人しか参加しちゃいけないと言われているようでとても違和感を感じてきました。
既に国内外の事柄にたくさん興味があって活発に英語でディスカッションできるぞ!という若者だけではなく, むしろそうではない日本の学生が世界中の社会課題を少しでも「自分ごと化」できるようにという想いから「自分ごと化プロジェクト」を2020年11月に発足しました。
とにかく, お互いの国の日常や文化(1日の流れ, 食事, 休日の過ごし方, コロナの状況など)を知って, 世界中に友達を作ることを第一目的とし, 日・英バイリンガルのオーガナイザーを確保することにより, 英語にあまり自信がなくても参加しやすいようにしました。
参加登録フォームで「英語は全然話せません!」と書いてくれた高校生も, 「ファシリテーターの方が丁寧にサポートしてくださり, 充実した時間を過ごすことができました。」と今はリピーターの一人となっています。
昨年11月から毎月第1, 2, 3土曜日(あるいは日曜日)に60 ~ 90分のセッションを行い, 2ヶ月ごとに相手国をアフガニスタン, ドイツ, グアテマラの順に変えてきました。
この7ヶ月間で, のべ425名の日本人の参加者, 159名の相手国(アフガニスタン, ドイツ, グアテマラ, ルワンダ)の参加者に恵まれ, このうち多くの参加者の方々が複数回参加してくださっています。小学生から大学の先生まで幅広い年代の方にご参加いただき嬉しい限りです。
1ヶ月目は簡単な文化交流, 2ヶ月目はディスカッションを通した社会課題についての考察を行っています。11, 12月はアフガニスタン, 1, 2月はドイツ, 3, 4月はグアテマラ, 5, 6月はルワンダ共和国と交流を行い, 7, 8月はインドネシアと交流の予定です。
1, 2ヶ月目共に,
挨拶:数分
全体で, 参