加者間での簡単な自己紹介(名前, 所属など):15分
ミニ講義(毎週テーマを決め, オーガナイザーがミニ講義を行う):10分(20分)
ミニ講義についての質疑応答:5分(10分)
ミニ講義の内容について小さなグループ(各5〜6名ほど)でディスカッションを行う:20分(30分)
ディスカッションについての振り返り:5分(10分)
写真撮影と次回セッションについてのお知らせ:数分
上記の流れでセッションを進めています。(カッコ内は2ヶ月目の時間配分)
「本当に貴重な機会!そして楽しい!毎回話し足りずに終わっちゃいます。自分ごと化プロジェクトは、もう私にはなくてはならない場所になりました!」(高校生, 日本)
「また世界史の授業でドイツについて学ぶときには, 沢山話した○○ちゃんのことを思い浮かべて聞くことができるのでこれまでよりも頭に入りやすくなりました。」(中学生, 日本)
「英語が全く話せないためとても不安でしたが, スタッフの方々のおかげで国際交流を楽しむことができました。」(大学生, 日本)
「歴史の教科書を引っ張りだして, 「核の傘」や「キノコ雲」について説明するのは初めてでしたがとても良い経験になりました!」(高校生, 日本)
「コロナ禍で行動が制限される中で, 必要に迫られて出会ったzoom。そしてこういう会に出会えたことに感謝。アフガンの若者と交流出来るなんて, 1年前には考えられなかったことです。」(社会人, 日本)
「セッション後, より原爆の被害について知りたいと思い, はだしのゲンを読んでみました!」(高校生, アフガニスタン)
「6回, 全てのセッションに参加させてもらいました!日常生活から戦争と平和にまつわる歴史まで日本について様々なことが学べて興味深かったです!」(高校生, ドイツ)
「今まで正直そこまで日本に興味がなかったけれど, セッションを通して日本の文化を知り, 友達ができて, 日本語を学ぶことを決意しました!」(大学生, グアテマラ)
などと参加者の方々から大反響をいただいています。数回のセッションを通して既に「自分ごと化」ができている方もたくさんいて本当に本当に嬉しいです!
毎週のセッションでは, 日本全国からたくさんの人々が集まっています。
しかしながら, 自分ごと化の輪を広げていくためには, 個人参加だけではなく, 学校同士の交流のような, 団体実施も必須だと考えています。
なぜなら学校を一つ取っても社会課題にとても興味がある人からそうでない人, 英語が得意な人, そうでない人, たくさんいます。
色々な生徒がいる学校という場所同士を繋ぎセッションを行うことでより多様な若者に自分ごと化プロジェクトを体験していただけると確信しています。
近年の学習指導要領の改定で, 生徒の「生きる力」の育成に向けた学校教育における三つの柱が提示されました。これらにおいても, 自分ごと化プロジェクトが果たす役割は大きいと考えます。
まず, 一つ目の「学んだことを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力, 人間性など」について, 生徒をいかにエンパワーメントし, 日々の学習を社会還元につなげるかということが大切であると認識しています。
そこで自分ごと化プロジェクトでは, 生徒が「世界」と関わり, 個人的な繋がりを持つことを通じて, 世界の諸課題を自分ごと化することによる, 主体的な学びに繋げられると考えています。
次に, 二つ目の, 「