ベント開催やワークショップ、個人のお祝い行事やミーティングなどに貸切いたします。
● 選べるオリジナルグッズA→しおり / ステッカー / 紙製ブックカバー
● 選べるオリジナルグッズB→ タンブラー / エコバッグ
※引換チケットの期限は全て送付時期から1年以内とする。
※お礼のメッセージはメールにて送付をさせて頂きます。
※グッズ・チケットについてはオープン以前の9月頃を目安に発送させて頂きます。(コロナ禍の影響によりオープンの予定変更の可能性がございます。)
※オープニングレセプションイベントについて
イベントは、10月初旬頃を予定。おおみや本家内にて開催。(日時の詳細情報については、ご連絡させて頂きます。)
人数の都合により複数回実施する場合もございます。交通費等の諸経費については各自でのご負担となりますことをご了承ください。
最後に
僕は本が好きじゃありません。
と、言うよりも本を読むことが苦手です。
子供の頃から読むのがとても遅いからです。
あと、字を書くことや文章を書くことも苦手です。
だから、子供の頃から本を読んでいる人に憧れをいだいていました。
『ボクも、本を読めるカッコイイ人になりたいな。。。』と。
そんな本を読むことが苦手な僕の仕事はデザイナーです。
本を読むことは苦手でしたが絵を描いたり、音楽を作ったり、
頭のなかで何かを想像し人に共感してもらうことが好きだったからです。
デザイナーと言っても色々なデザイナーがいますが、
僕の仕事は大学で専攻していたスペースデザインです。
お店やいろんな施設をデザインする仕事です。
中でも僕は音楽が好きだったのでC DやD V Dを売ったり貸したりしている
会社のデザイン部に入り全国のお店のデザインをしていました。
音楽が好きで入った会社のお店のデザインはとても楽しく大都会から田舎までいろんなお店をデザインしてきました。
ところがC DやD V Dが売れない時代になり、時代の流れとともに主力商品は
いつの間にか本とコーヒーに変わって行きました。
本が苦手な僕ですが、本屋のデザインをすることにはとても楽しかった。
何故なら、本屋をデザインしてはじめて気づけたことがあったからです。
僕がいた会社が特別だったのかもしれないが、C DやD V Dはお客様が商品を
買う為だけの場所だったが、本屋にはそこに来る理由として商品以外の価値がありました。
居心地の良い空間で珈琲を飲みながら、優雅に本を読む・仲間と語らう・仕事をする、
僕が子供の頃から憧れていた『カッコいい人が居る景色』です。
その最高の景色を自分でデザインできることは本当に幸せでした。
特に、時間を掛けて大きなお店をつくる時にはその街に打合せ行くたびに地元の人たちの
期待感が高まるのを肌で感じました。
やっとオープンした日にはお客さんの嬉しそうな顔、本を探すワクワク、程よい緊張感、
いろんな感情をその場で感じる、デザイナーはその瞬間が1番の幸せな時間なのです。
その瞬間、僕にとって『最高の景色に毎日囲まれていたい!』いつしかそう思うようになりました。
長くなりましたが、『おおみや本家』は僕のように本を読むことがの苦手だけど本を読む人に
『憧れている人』や『本が好きな憧れられる人』のための『本屋じゃない本家(ほんや)』です。
ここ『おおみや本家』には難しい本やオシャレな本は置いてません。
その代わりに、夏目漱石から又吉直樹まで、できる限りの日本小説の文庫本を揃えています。