みなさま初めまして!
北海道北広島周辺で農場経営をしている高橋と申します。
大自然の中の広大な大地で、無農薬栽培の美味しい野菜や、ワイン用ブドウの苗木を日々育てています。酵素とミネラルを使って土壌改良をした土地で、ミネラルをたっぷりと含んだ野菜をつくっています。
北海道北広島周辺の私共の自慢の農園です
さて、今、世界から日本ワインが非常に注目を浴びているのをご存知でしょうか?
雑味が少なく繊細でフルーティーな味わいが、海外の多くのグルメや専門家から称賛され、海外メディアでも大きく取り上げられ高い評価を得ています。特にここ10年、2010年以降の国際コンクールでの受賞は目覚ましく、毎年何らかの賞を受賞しているんですよ。
そこで
・日本ワインをもっとたくさん生産し、多くの皆様にお届けしたい、
・日本ワイン用のブドウ苗木をもっと増やしたい
と思い、今回クラウドファンディングに挑戦いたします!
日本ワインは品質の向上で、今や日本だけでなく海外からも注目を浴びています。2015年に決まった「日本ワイン」表示のルール(※)なども後押しして人気が長く継続しており、増産やワイナリーの新規参入が続いています。
一方で、急激な需要増によって、原料となるワイン用ブドウの需給が逼迫しています。ワイン生産を拡大しようにも、ワイン用ブドウ苗木の供給が追いつかない状況にあります。農家もワイナリーもみんな困っている状況です。
北海道は気温が低すぎたり、収穫期の秋が短すぎたりして、実はワイン用ブドウや苗木の栽培にあまり向いていません。また、接ぎ木(つぎき)苗自体の栽培が非常に難しく、寒冷のため思うように芽や根が出なかったり、うまく育った苗も冬を越すタイミングでダメになったり、実際にしっかり育つのは4割くらいです。1本1本丁寧に接ぎ木しても、出荷できるのは苗木の半分くらいになってしまいます。
ワインを作りたいと思っても、苗木を栽培することが、ブドウ農家やワイナリーの皆さんにとって悩みの種になっているのです。
そこで
「ワイン用ブドウ苗木が手に入らない、栽培が難しい。皆が困っているなら自分が作ろう」
と考え、苗木栽培を昨年から本格的にスタートしました!
これがワイン用ブドウ苗木です
苗木の栽培であれば気候条件が悪くてもハウスでなら安定した環境を作れるので、増産の可能性が大きくあります。また、ワイナリーで自社分を作っている私の師匠は、接ぎ木苗栽培で6割くらいの成功率を誇っていますので、そのノウハウを使って増産していきたいと考えています。
1本、1本、手作業で接ぎ木していますこちらがワインの接ぎ木です
農家やワイナリーの皆様からも「寒冷地に適合した苗木を作ってほしい!」と、熱い期待をもって応援いただいています。
(※)国税庁が定める「日本ワイン」表示のルール。日本で栽培されたブドウ使用、かつ国内醸造ワインのみ「日本ワイン」と表示可能。それまでは輸入果汁で醸造したワインと明確な区別がなかった。表示ルール策定は2015年、運用開始は2018年から。
苗木の畑です
さて、私は初めから農家だったわけではなく、北海道に移り住んで農業を始めたのは昨年からになります。
新潟県十日町市の農家に生まれ育ち、大学卒業後は普通のサラリーマンをしていました。海外駐在が何度かあり、ワインを口にする機会が増え、特にハワイでの駐在等時にワインの魅力にはまりました。
その後も様々な仕事を経験し、50代になった頃、知人が体調を壊して倒れたり、妻がくも膜下出血になったり、自分の周りで立て