我ら地球人!共に海のことを考えよう!

我ら地球人!共に海のことを考えよう!
南極の紹介を通して、海洋生物の現況、海洋環境(マイクロプラスチック、漂流漂着ゴミ等)の生態系環境負荷の軽減及び海洋に関する啓発活動を行い、海洋環境問題に取り組むことで地域の担い手である若者へ環境に対する意識改革に寄与することを目的として、SDGsの14番の目標である海の豊かさを守る活動を行いたい。

)で沿岸部を中心に海に出ていますが、大阪湾や紀伊半島沿岸部など僅かな海域でさえレジ袋、ペットボトル、ロープ類が浮遊しております。これには海洋投棄されたものだけでなく、台風や大雨によって河川に投棄されたものが流出しものも多数含まれています。また海上だけでなく海岸には多数のごみが打ち上げられています。なかでもプラスティックゴミ等は自然分解されることなく超極小粒子として目に見えない汚染を引き起こしていることは皆さんもご存じのことと思います。

言い古された言葉ですが、ごみは廃棄すればゴミですが活用すれば資源です。プラスティック等は本来再活用できる貴重な資源です。プラスティック等のもつ利便性を活かすには、ゴミとして流出させない仕組みと利用者の意識と行動が重要になるといえます。

最近では、こうした問題に取り組む組織が日本にも増えてきました。ラタスクラブもそのうちの一つですが、他の組織と一味違う点は、主宰者の中川さんが南極航海を通じて得た知見と地球規模での視野から環境を語れることです。南極で環境汚染を目の当たりにされたからこそ語ることのできる、リアリティのある状況・課題が皆さんにお届けされると確信しています。さらに、海洋環境啓発並びに環境保全、さらに海洋ゴミの再活用に資する具体的活動を提供されることで、海洋環境を自分のこととしてとらえる貴重な機会が提供されるでしょう。

南極と日本さらに地域をつなげて考え、行動する貴重な機会を提供しようとする活動は社会的・経済的に大変意義深いものです。海洋環境問題は国境を超える地球規模の話ですが、私たちが自分の足元からコツコツと対処していく必要がある問題であり、ラタスクラブの活動はまさに時宜を得た活動といえます。

私は世界規模の視座を持ちつつ、足元から環境を考え行動するラタスクラブの活動を応援します。

北方 喜旺丈(きたかた ひろたけ)
株式会社 北方音楽事務所 作曲家・ピアニスト
UTAUMI実行委員会 委員長

「地元の海がもっとキレイだったら、みんなに愛される海になるのになぁ。ねえ北方さん、《音楽のチカラ》で、海がキレイになりませんかね?」

 地元・石川県内灘町在住の網野さんが、ずっと持ち続けていた想いでした。ゴミを公共の場に捨ててしまう原因は「心」「意識」にあります。誰でも参加できる 「歌」「踊り」「アート」などを通して、心が今よりも美しくなれば、環境を美しくしようとする人が今よりも増えていきます。私たちが行っているUTAUMI とは、「歌で海を美しくしよう!」「みんなで手をつないで海に向かって歌おう!」「音楽に合わせて楽しくゴミ拾いをしよう!」という、音楽やアートと環境保護を組み合わせたイベントです。

この度、南極観測船や大学の練習船で南極への航海を経験されたラタスクラブ代表の中川さんが、南極を切り口にマイクロプラスティックを中心とした地球の環境問題を考える一般社団法人ラタスクラブを設立されました。このラタスクラブの活動の一つに海岸清掃があります。中川さんと懇談したところ、私たちの想い・UTAUMIのコンセプトとも共鳴する点が多々あることがわかりました。海洋ゴミ問題は我々地球人にとって、待ったなしの喫緊の課題であり、私たちも一般社団法人ラタスクラブを応援しながら共に活動していきたいと思います。皆さまにおかれましても温かいご支援を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

横田 砂選(よこた さえり) 
声優・フリーアナウンサー・リポーター

「私はラタスクラブさんを応援します!
 皆さんは「南極」という