女神の島”宮島”の原始林に囲まれた農園にマイクロ・ワイナリーを創る。

女神の島”宮島”の原始林に囲まれた農園にマイクロ・ワイナリーを創る。
神の島「宮島」にワイナリーを作るプロジェクトです。戦後の食糧難時代に開拓されながらも、高度経済成長期には放棄された厳島神社の真裏にある農園。2018年には廿日市市が果実酒特区の認可を得ましたので、これから必要な条件を満たして酒造免許を取得し、来年にはワイン造りを始めようと計画しています。

?)”と呼ばれる儀式が今でも残っています。又、島民と言えども島内に墓所を持つということはいまだかっておこなわれていません。

ところが、戦後の食糧難時代には”背に腹は代えられぬ”との理由で、現在の農園のある大砂利地区を含む人里離れた限らた地域に入植が行われ、開拓が進められました。しかし、更なる歴史の逆説として、60年代から70年代の中期にかけての”高度経済成長期”には、多くの入植者の人々も町場に現金収入の道を求めて流出し、せっかく開拓された農地も元の原野に戻る羽目になりました。

80年代にこの放棄地に出会い、自然の中で個人的に農的な生活を愉しむとのスタンスでやってきましたが、近年では宿泊施設、付帯設備(ミニ・コンサート、ヨガのプラクティスのできるテラス、お風呂、ジャグジー、サウナ、海の見えるキッチン、広島スタイルのお好み焼きができる鉄板、お茶の儀式ができる空間、等々)を充実させてきましたので、これに加えて果実酒特区の枠組みでワインを醸造し、より社会的に多くの人達がエコフレンドリーな生活を愉しめる場として復興したいとの想いが動機となっています。
これまでの活動

80年代から、放棄され原野に戻っていた当地に繁茂する雑木を伐採し、重機を入れて土工事を行って棚田化し、有機堆肥を入れて果樹、野菜を作れる環境を整備してきました。

野菜は自家用を旨として小規模に耕作してきましたが、果樹では現金収入を得たいとの思いがあり、かなりのスペース(約2,500m2)を整備し、広島県立農業技術センターで完成された根域制限栽培を適用して、生食用のブドウ(ピオーネ、安芸クイーン、ハニービーナス)を栽培してきました。宮島のネーム・バリューを利用して付加価値を付けた商品を宅急便を使って全国に届ける、又、地産地消で葡萄は島内で消費してもらうとの構想で始めましたが、この数年は栽培技術の未熟さ、世話のたいへんさ、獣害(鹿、イノシシ)にみまわれるとのことがあり、決して上手くいっていません。

このような状況下で、ここ数年は農業で自活するとの試みをより広範囲にとらえて、農家民泊(Airbnb)、民宿、付帯設備(上記参照)を充実させて現金収入の道を探っています。
資金の使い道・実施スケジュール

今回のクラウドファンディングで集めた支援金は、農園内にある建屋スペース(約18m2)を醸造許可を得られるように建築的に整備し、ワイン製造に必要な備品(小型の圧搾機、簡易発酵容器、ボトル等)を購入するために使用します。

スケジュールは今年中の醸造許可取得を目指します。
リターンのご紹介

リターンは農園への宿泊、付帯設備(お風呂、ジャグジー、岩プール、ミニコンサート、ヨガ等のプラクティスのできるテラス、広島スタイルのお好み焼きができる鉄板等々)の利用権を考えています。

*ワイン製造のためのクラウドファンディングですが、果実酒特区の枠組みで作った場合、一般的な流通ルートでの販売は不可で、泊り客の人に飲んでもらうとの掣肘条件があるため、リターンとしては難しいのではと考えています。
最後に

女神の島”宮島”でのワイン造りに参加し、原始林に囲まれた農園で一緒に美酒に酔い痴れましょう!

<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


元サイト
女神の島”宮島”の原始林に囲まれた農園にマイクロ・ワイナリーを創る。