くなっていきました。
そんな時、食のクリエイティブディレクターである「TETOTETO Inc.」のゴウキさんからの紹介で、「ウガンダをコーヒーで盛り上げたい!」という想いをもっているキソロ地域の方々を紹介してもらうことに!
キソロ地域でつくるコーヒー豆は、スペシャルティコーヒーとして非常に高いポテンシャルを持っているものの、日本への販路が少ないという課題を抱えていました。
「Kanata」としては、各コーヒー農家に利益還元が行われ、かつ日本に美味しいコーヒーが広まっていく仕組みを作っていきたいと思っています。
そのため、私たちがパートナーとして日本での販路や認知の拡大をすることで、双方にとって良い形で、お互いのやりたいことを実現できると思いました。
それが、キソロ地域のコーヒー豆を仕入れたい理由です。
また、現状のコーヒー豆もスペシャルティコーヒーと呼べるレベルにあるものの、品種や生産環境のポテンシャルを考慮すると、もっとクオリティを上げることができる見込みです!
日本で商流をしっかりと確保した上で、生産側でいろいろなチャレンジをして、ウガンダコーヒーの価値を向上させたいと思っています!
これまで「Kanata」では、チームの前身でもある「Colored Life Coffee」というコーヒーショップの経営や、コーヒーブランド「MATERIA」の企画・販売など、ウガンダのコーヒーを軸に、様々なチャレンジをしてきました。
そんな中、気候変動や森林伐採などが原因で、地球上にあるコーヒー種のうち約60%が絶滅の危機に瀕しているという事実を知りました。
リストの中には、スペシャルティコーヒーに使われる「アラビカ種」も含まれており、衝撃を受けたのを覚えています。
もともと何となくは環境保護に配慮していて、出来る限りマイボトルやエコバッグを使ったりしていたものの、どこか自分ごとにできないところがありました。
「大好きなコーヒーが飲めなくなる」
「コーヒー農家である友人たちの仕事が無くなってしまう」
そう気が付いたとき、はじめて環境問題を自分ごとにすることができました。
自分たちが住む地球や、大好きなコーヒーを守るためにも、環境のことを考えたアプローチを取りたい。
その第一歩として、今回のコーヒー豆を仕入れることができればと考えています!
「Kanata」では、コーヒーの生産から消費を、持続可能な形で取り組んでいきたいと考えています!
生産国であるウガンダでは、コーヒー農家と直接取り引きすることによる価値還元や、品質をより良くしていくための換金の仕組みを実装していきます。
今回仕入れるコーヒー豆は、直接取り引きの第一弾として、様々な取り組みをできればと考えています。
日本国内では、コーヒーの素材としての可能性を探求していきます!
焙煎したコーヒー豆の販売だけでなく、商品企画や、様々な企業やブランドとのコラボレーション・共同開発などを行っていくつもりです。
また、2021年秋〜2022年春頃に、東京都内で「Kanata」の焙煎拠点をつくろうと思っています!
生産環境を拡充すると共に、「Kanata」のコーヒーやプロダクトを体験できるような場所にするつもりなので、詳細が決まり次第、またお知らせさせてください!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
株式会社CIAL
コーヒー事業「Kanata」一同