はじめに・ご挨拶
私は日本が大好きで、8年前に日本語を独学で始めたロシア出身のタチアナと申します。
現在、世界では約400万人もの日本語学習者がいることをご存じでしょうか?
私のように、日本が大好きで文化に興味があり、日本語を学びたいと思っている外国人はたくさんいます!
日本語は外国人にとって習得するのが難しい言語と言われていますが、世界中の人たちに日本語の美しさや魅力をもっと知ってもらいたいと思い、日本語学習アプリ制作の会社を立ち上げました。
また、言語学習だけではなく、日本の文化や日本人の精神などを、アプリを通じて紹介したいと思います。それによって、日本と世界の人々がより親密になり、信頼関係や相互理解を深めることにお役に立てれば嬉しいです。
チーム
コレスニコワ・タチアナ:CEO、代表取締役、教材の制作・編集
私は独学と学校で日本語を必須に勉強しましたが、流ちょうに話せるようになるのはなかなか難しいことであると実感しています。実際、日本語が「わかる」けど「話せない」という学習者の声はとても多いです。一般的な授業では語彙と文法の学習に集中しています。どんな方法で勉強しても、話す練習が足りないため、実際に日本人と話してみると言いたいことを伝えられないもどかしさがあります。そこで、話し方のトレーニングに特化したアプリを制作したいと思いました。
原田美穂子: 取締役、教材の制作・編集
コロナ禍で外国へ自由に行き来できない今、アプリやオンラインでの言語学習はとても便利で主流となりつつあり、今後も需要が高まることと思います。
また、正しい発音やイントネーションの習得は外国語のコミュニケーションにおいて大切な要素ですが、意外にもトレーニングできる教材はとても少ないのが現状です。学生の頃から外国語を学んできた自身が、「こんなアプリで外国語を学べたらいいな!」と思えるものを作りたいと思います。
サリコワ・アリサ:デザイナーリーダー
私はHCD (Human-centered design)専門のデザイナーとして、便利で使いやすいデザインのアプリを制作したいと思っています。
このアプリを通じて、習得が難しい日本語をリラックスしながら楽しく学び、また日本の文化を知ってもらうことができれば嬉しいです。
教材のコンサルタント・翻訳校訂
日本語の参考書の著者、知日家。日本語学の博士号を持つコンサルタントがアプリの教材を校訂しています。
このプロジェクトで実現したいこと
世界中どこにいても気軽に日本語を勉強でき、発音や会話力のスキルアップができるようなアプリ、”Aomi Japanese Speech”の制作プロジェクトです。「話し方のトレーニング」に特化することで他社の日本語学習アプリとの差別化を図ります。そして、一般的な教科書にはあまりのっていない対話表現や慣用句、擬音語・擬態語(オノマトペ)など、ネイティブのような自然な日本語を習得できるアプリの開発を目指します。
プロジェクトをやろうと思った理由
私は日本に住み始めて6年経ちましたが、タクシーの運転手さんに行先を言っても「伝わらない」経験が何度かあります・・・!
学校や独学では日本語の文法や語彙を一生懸命勉強しますが、それだけでは実際に日本人とコミュニケーションが取れないと痛感しました。
また、日本語のイントネーションとアクセントを間違えると意味が通じません。
実際、「わかる」けど「話せない」という学習者は多く、日本企業の外国人採用者も、「日本語能力試験で好成績を修め