はじめまして!美空野保育園園長の山下佳子と申します。
数あるプロジェクトの中、このページを見てくださり、本当にありがとうございます
私たちは、茨城県の鹿嶋市というところにどんな子供でも自分らしくいられる保育園として、今から7年前にごちゃまぜ保育園「美空野保育園」を立ち上げました。
いろんな生き物、土、水、木、野菜…いろんな物や人がそれぞれの形で共存している、ちょっと変わった保育園です。
どこが変わっているか、少しだけご紹介しますと…
・ツリーハウスの園舎がある
・年齢や障がいの有無で分けない(クラスは一応ありますが、実際ごちゃまぜになっています)
・地域の方の協力で、田んぼで田植えや、海でハマグリ拾いなど!地元の人たちといつも関わっている
・子供の「やりたい!」が大体叶う
・給食の時間が決まっていない(11時半から13時であれば自分のペースでいつでもいいよ)
などなど
これらは全て、
「みんないっしょに暮らそうよ」
という、私たちが大切にしているコンセプトに基づいています。
子供も大人も、自分が自分らしく暮らし、自分以外が自分を大切に思ってくれる。そんな場所を日々目指して園を運営しています。
そんな私たちは、いまこの地に「大人も子どもも、みんなが集まれる」場を作ろうと思っています。
毎日、自然の中で過ごしています
近くの海岸も園児の庭です
冬はみんなで火を囲んで
あっという間に忍者に変身
卒園は職員が人気キャラに!!(中央の女の子が園長)
【保護者からの相談から全てが始まった】
私たちが新たな場作りをしようと思ったきっかけは、ある保護者さんでした。
美空野保育園には、様々な個性を持つ園児が通ってくれます。
元気な子や大人しい子、中には他で入園を断られてしまった障がいを持つ子どももいます。
たとえ障がいがあっても、園では自然に人間関係がうまく形成され、それぞれ過ごしています。
ある時、卒園して久しい、障がいを持つ子の保護者の方が訪ねてきてくれました。
「障がい者がいられる場が地域にない」
というものでした。
私の父も障がい者でした。
その話を聞いた時、社会から断絶されたようにひっそりと生活せざるを得なかった父の姿が蘇ってきました。
【大人が自分らしくいるには?】
それから、たくさんの保護者さんのお話しを聞くようになりました。
子供の悩みの根底には、保護者の方の幼少期の経験や今の状況、心の変化など、大人たちの心が大きく影響していることがわかりました。
【みんなのための場を作りたい】
「障がい者だけでなく、大人も、子どもも、みんながゆっくりありのまま過ごせる場を作りたい!」
ごちゃまぜ保育園の社会版を作りたいと思うようになりました。
そのために、場所探しをしました。
探して探して、ようやく見つけることができました。
鹿島サッカースタジアムを臨む、とても居心地のいい場所です。
【まずは、カフェから】
私たちは、この鹿嶋の地に、みんながみんなでいられる場所を作ろうとしています。
まずは中心となる「カフェスペース」を作ります!!
そして、カフェを拠点に、大きなコミュニティスペースを作っていこうと動いています。
皆様のご協力を何卒よろしくお願いします!!!
全体予想図はこんな感じです。
【鋭意製作中!!】
現在、仲間と共にこの地で場所づくりを進めています。
花壇を作って、花を植えて、地域の方や保護者の方、卒園生も手伝いに来てくれています。
みんなが集まれる場所が、もう始まっています!