ンオーダーシステムを採用しているところです。足長サイズは、21.5cm~25.0cmの5mm刻みでサイズを展開。横幅も3サイズからお選びいただき、さらに微調整を加えていきます。ルーズに履くイメージのあるサンダルですが、足に優しくフィットさせることで、本物の心地よさを得ることができるのです。
【素材】
●アッパー・中底 / 牛革(栃木レザー)
●底材 / EVAとゴムの積み上げ ※EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、柔軟性と弾力性を持つ合成樹脂です。
栃木レザーとは、1937年から続く老舗の皮革製造メーカーが作るヌメ革のことで、植物性のタンニン(樹脂からとれたミモザ)を使用し原皮(動物の皮を腐らないように防腐処理が施された皮)を鞣した、革本来の表情をみることができる、世界的に有名な高級国産レザーです。繊維に締まりがありながら、使い込むほどにしなやかに、また艶が増すことで、経年変化が楽しめる革でもあります。
【カラー・デザイン・サイズ】
●カラー / ダークブラウン。
(リターンのネイビーは今回のみの限定色です。)
●デザイン / クロスタイプ、ストレートタイプ
●サイズ / 足長21.5cm~25.0cm
ボールガース(足幅)3サイズ
プロダクト誕生までのお話
「いつか沖縄らしい履物を」
シュービー開業前は東京で靴の専門学校へ通い、卒業後は東京の靴メーカーに就職。8年間製造企画販売に携わったあと帰沖。那覇にて女性向けのセミオーダー靴店を開業し、今年の3月で16年が経ちました。おかげさまで県内外 1583人(ご登録者のみの人数)のお客さまに支えられ、リピート率も64.9%と評価をいただいております。
開業当初から、沖縄に生まれ、沖縄で店舗を構えたのだから、いつか沖縄らしい履物を作ってみたい、それは心地よいものがいい!と思い続けながらも、日々の仕事や子育てに追われる中、ずっと手を付けられずにいました。
「社会人大学生になる」
東京から沖縄に戻り、開業し、出産子育てを経験していく中で、沖縄の経済、女性の働き方、教育など様々な問題も見えてきました。「いままで、靴業界しか見てこなかった。1度俯瞰して世の中をみてみよう。」との想いから、2014年に琉球大学に入学し、仕事、子育てをしながら経済学を学びはじめました。4年間経済という視点を通し、社会問題にも触れ、自分なりに考えを深めることもできました。2017年無事に大学を卒業し、これまでを振り返った時に、改めて自分にできることをし、精一杯社会に還元できるようにしよう!小さなことだけど、それしかない!と、ちょっと寄り道をしたことで、自分の人生を履物にささげることを改めて誓いました。
こうして大学卒業をきっかけに、長年 胸の奥にしまい続けた沖縄らしい履物を作るのはいまだ!そして、沖縄の気候と文化からサンダルを開発しよう!と動きはじめることになりました。
「思い切ったが吉日。イタリア修行へ行く」
大学を卒業したその年の秋、何のツテもないイタリアの8社、アメリカ1社のサンダルメーカーに思い切って「研修を受けさせてください」とメールを送り、その中の1社のみ「そろそろクリスマス休暇に入るから、すぐ来れるならOK」との返事をもらい、メールの送付から1か月後、その工房がある南イタリアの高級リゾート地ポジターノへ飛びました。
ポジターノはアマルフィ海岸沿いにある小さな観光地。気候や産業など沖縄と近い部分もたくさんありました。またここでは