葉が視界いっぱいに広がります。そして、そこにはゆったり景色を楽しむサイクリスト、中にはe-Bikeをレンタルして家族で楽しむ人たちの姿があります。心地よい風を感じ、新鮮な空気を味わい、美しい景色を愛でるのもサイクリングの醍醐味。天気がよければ剣ヶ峰まで登山というのもいいですね。そんなサイクリングがしてみたい方、リニューアルする冷泉小屋を応援したい方、いつだって乗鞍が大好きな方、一緒に秋の乗鞍を堪能しましょう」
サイクリストとして乗鞍エコーラインの中腹にある冷泉小屋をどのように再生するべきか。これだけ多くのサイクリストが多く訪れる乗鞍のほぼ真ん中に建つ山小屋が果たす役割は明確です。新しい冷泉小屋が目指すところは、登山客だけでなくサイクリストが訪れたくなる山小屋です。
まずは、乗鞍ヒルクライムのほぼ中間地点にある休憩小屋として、ヒルクライマーたちを応援する存在になりたい。
気軽に立ち寄ってもらって休憩し、カフェや軽食を楽しんでもらえる場所にします。加えて、サイクリスト向けの補給食販売やドリンクのサービスはじめ、e-Bikeの充電ポートの設置。さらに、パンクなどメカトラブルに対応できるだけのメンテナンス工具類も常設します。このほか、気軽に休憩できるようにバイクラックを設置し、愛車を眺めながら美味しい珈琲を楽しみつつ、サイクリスト同士の交流が盛んになるような空間づくりを実現します。
単なる立ち寄り小屋ではなく、冷泉小屋を目的に乗鞍ヒルクライムを走ってもらえるような、魅力的な山小屋の実現を目標としています。また、冷泉小屋は宿泊施設でもあります。宿泊ができる準備が整った際には、大自然に囲まれた山小屋ステイを展開します。
2021年8月末にプレオープンし、山小屋に立ち寄るサイクリストたちをサポートする。その先、2022年夏には宿泊施設としてもオープン予定
星空が美しい夏の乗鞍で、日中はヒルクライムを満喫し、夜は星空の元で仲間たちと語り合う。また、新たな仕事のスタイルであるワーケーションとしての利用。さらに、コアなサイクリストたちには標高2100mの高地トレーニングの拠点としても展開したいと考えています。そのような未来の冷泉小屋をイメージしています。
現在の冷泉小屋の原型は維持しつつリノベーション。建築ユニット「o+h」による完成予定の模型も出来上がり、いよいよ雪解けとともに着工予定
安全啓蒙も小屋の役割
冷泉小屋が果たす役割は、ただ単にサイクリストで賑わう交流の場だけはありません。マイカー規制された乗鞍エコーラインは、サイクリストにとっては間違いなく走りやすい環境です。しかし、毎年のように下山時に飛ばしすぎて、単独落車やバスなどと事故を起こしてしまうサイクリストがいます。冷泉小屋が再生した暁には、必ずサイクリストの安全走行を啓蒙する情報発信をはじめとする活動を積極的に行っていきます。
リターンは大きく2方向を考えています。ひとつは、オリジナルプロダクトのリターン。
国内トップ選手も多く着用するサイクリングウェアメーカーの最高峰、SUNVOLT様に開発を依頼。冷泉小屋×SUNVOLT コラボ商品として、今回のクラウドファンディング用にデザインしていただきました。
冷泉小屋の冷泉をイメージさせる水色のタイダイ柄。サイクルキャップやジャージ、テックTシャツ、Tシャツなどに使用しました。その他ネックゲイター、ビブパンツ・ウィンドブレーカーなどサイクリストのみなさんに役立ち、且つ、街でも使えるオシャレなデザインをご用意いたしました。
もうひとつは冷泉小