岩手県久慈市初のがん末期、特定疾患等の方向けのホスピスの開業をします。

岩手県久慈市初のがん末期、特定疾患等の方向けのホスピスの開業をします。
がん末期、特定疾患等の方向けのホスピスを岩手県久慈市に開業します。必要な治療と人生の最後を穏やかに過ごすことが出来る場所を目指します!

はじめに

はじめまして、私は大学病院や国立病院で40年近く看護師経験を積み、現在、自身の居住地である青森県の八戸市で訪問看護ステーションを立ち上げ活動しています。このたび新たに、私の生まれ育った地元 岩手県で後述する自身の病の体験をもとに、がん末期、特定疾患等の医療ニーズの高い方を主な対象とした「ホスピス」を岩手県久慈市に開業します。
解決したい社会課題とプロジェクトを通して実現したいこと

この活動の原点は看護師として元気いっぱいに働いていた私自身が、卵巣がんを10年前に発症し余命1ヶ月と宣告をされ、人生の終焉を覚悟したことから始まります。最期の我が身をどこで過ごし、どこで終わるべきなのかを考えました。

副作用などで小さい病院にも入院しましたが、最期まで居られる場所ではなく2週間もすれば退院を迫られてしまったり、終末期の看護を理解したスタッフもなく漫然としました。都会に行けばホスピスもありますが、県をまたいで知らない所に行く勇気もありませんでした。

地元 岩手県洋野町界隈は地域医療が遅れており県立病院に多くを委ねている状況です。介護保険により、施設の数は増えておりますが、施設から病院への救急搬送は減りません。
今回施設を構える久慈市川崎町もまた同じような状況にあります。24時間対応の訪問看護およびホスピスを開業することで、救急車の出動減に繋げたいと考えております。
自分の病気の経験から、人生の最期を迎えるときは、住み慣れた自宅あるいは施設で最後まで穏やかに過ごすことができたらどんなに良いだろうと思い、小さいながら患者さんに寄り添ったホスピスを作りたいと強く思い、施設を立ち上げるに至りました。
新設する施設の概要は下記です。

【施設概要】
施設名:パリエーションホーム(緩和) ひだまり家 久慈
住 所:岩手県久慈市川崎町10-30
備 考:同施設内に「訪問看護ステーション ひだまり家 久慈」を併設
    ※訪問看護ステーションは今年4月より営業スタートしております。

私たちは、このホスピスを拠点に各施設、各家庭にお伺いし、必要に応じて治療や苦痛を取り除く処置をして、穏やかに過ごしていただきたいと思っております。また、久慈市は産業が落ち込みシャッター街が目立ちますが、この施設をきっかけに微力ながら地域の盛り上げ・雇用促進に寄与したいと思っております。

この施設を立ち上げるにあたり、もともと小児医院をされていた建物を活用するため、リフォームや入所施設にするにあたり必要な設備投資の初期費用が必要となりました。
皆様の温かいご支援、よろしくお願いいたします。

※本施設で対応可能医療処置・管理
・終末期医療、緩和ケア      ・CVポート管理
・神経難病            ・24時間輸液管理(輸液ポンプ使用含む)
・重症心身障害児、者、小児乳幼児 ・経管栄養(胃ろう、鼻腔含む)
・気管切開            ・化学療法
・精神疾患            ・褥瘡等創処置
・人工呼吸器(レスピレーター、C-PAP等含む) ・膀胱留置カテーテル
・皮下組織を超える褥瘡      ・膀胱瘻・腎瘻
・死後看取り、処置        ・人工肛門、人口膀胱
・薬の管理            ・障害に伴う各処置
・インシュリン投与        ・在宅酸素
・IVHカテーテル         ・喀痰吸引
・旅行、所用 最後にやりたいことの願いを叶えるお手伝い(自費利用)
資金の使い道

集まった資金はひだまり家 久慈の立ち上げにかかる下記の用