外注先を大切にする創業からの考え方は変えませんでした。
それは、三代目江本昌弘も同じであり、「人の心を震わせる手袋を通じて、先人たちの想いを受け継ぎ地域社会から必要とされる手袋メーカーになること」を目標に『手袋職人の聖地』を目指し奮闘中です。
江本手袋には、50年以上ミシンと向き合い続けてきた手袋職人がいます。
ものさしを持たず、長年の感覚だけで布の裁断を行う手袋職人がいます。
春から、高校を卒業したばかりの若者が江本手袋で働いてくれることになりました。
手袋技術を後世に伝えたい、そのためにも、まだまだ頑張ります。
プロジェクトをやろうと思った理由
年明けの緊急事態宣言、そしてその延長と重なり、多くの人が不安な日々を過ごしています。その中でも外に出なければいけない機会もあると思います。
私たちは、多くの皆様に安心してお出かけいただけるよう、抗菌・抗ウイルス仕様のハンドソックスをお届けします。
そして、このクラウドファンディングを通して『手袋職人を守る』ことをお約束します。
①クラウドファンディングでご購入いただければ、手袋職人を守ることにつながります。地域の手袋職人の多くは50歳以上ですが、新型コロナ禍の影響でアパレルブランドや量販店からの注文は減少しました。このクラウドファンディングを通して、江本手袋は地域の手袋職人の継続的な仕事を確保します。
②手袋職人の工賃を従来の5割増にします。「5割増」というと、驚かれる方も多いかと思いますが手袋を一双縫う工賃は75円足らず…。1ヵ月働いても10万円に届かない額が現状です。このクラウドファンディングを通して、江本手袋は手袋職人の社会的地位の向上に取組みます。
私たちは、この地域に根付いた「手袋づくり」の文化を守り続けたいと思っています。
皆さんが今、手にしている手袋の多くは東かがわ市で作られています。クラウドファンディングを通して、香川県東かがわ市という場所が手袋の町であることを知ってもらい、そして100年以上続く手袋職人の文化を一緒に守っていきます。
佩×洗剤の新しい可能性
今回のクラウドファンディングのリターンでは、青森県弘前市にあるクリーニング店「onemore」さんとコラボいたしました。
onemoreさんの洗剤・柔軟剤は、肌にも生地にもやさしい洗剤です。石油から作られた合成洗剤・蛍光増白剤、石油溶剤などは使用せず、ヤシの実等天然の物から作られた洗剤や石けんを使用しています。
ハンドソックスを含む佩の商品は、直接肌に触れるものです。だからこそ、安心して使用していだける石けん・柔軟剤で日々ケアをして、長くお使いいただきたいと思っています。
衣類を長く大切にしたいという想い
現在、多くの衣類が作られて日々廃棄されている現状があります。一つの服を長く大切に着る、ということよりも、新しく買い替えた方が安いと感じたことのある人も多いのではないでしょうか。
私たち江本手袋は、必要以上の大量生産をしないように決めており、必要な分をその都度作り、お届けしています。one moreさんも同様に、多くの衣類のクリーニングを行う中で「せっかくクリーニングに出してくれたのに、直すことができない服」に多く出会うとお聞きしました。
私たち江本手袋も、onemoreさんも大切な服を長く着て欲しい使って欲しい。
その思いでこの度「手袋をやさしく洗う洗濯石けん」と「肌がよろこぶ、心地よい柔軟剤」を作りました。やさしい洗剤・柔軟剤で、衣類を長く大切に使っていただけると嬉しいです。
新アイテム「み