作曲個展を開催して生まれたばかりの作品を多くの人に届けたい‼

作曲個展を開催して生まれたばかりの作品を多くの人に届けたい‼
作曲家 山内雅弘の初の個展です。2021年6月5日(土)14時より、東京文化会館小ホールにおいて、私の作曲した作品のみによる作曲個展を開催します。演奏される7曲すべてが新作で世界初演となります。ぜひとも多くの方々に聴いて頂きたいと願っています。

ってのヒット曲といえるくらい多くの方に聴いて頂けた作品です。
ただ、これらの曲は課題曲という目的であったり、CM音楽としての依頼の趣旨から聴きやすい音楽となっており、それは本来の私の作風ではありません。

もちろん、そのような曲の作曲もとても楽しいのですが、今回の個展の曲は依頼ではなく、全て自らの自発的な意志で書いていますので、今私自身がいちばん書いてみたいと思った曲が揃ったといえます。

その結果、やはりどの曲も、いわゆる現代音楽的で難解な曲想になってしまったと思いますが、それが今の私のありのままの作風ということでお聴き頂ければ幸いです。

山内雅弘 プロフィール

1960年仙台市生まれ。1986年東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。クルーズ国際ピアノ会議作曲コンクール第1位、シルクロード管弦楽作曲コンクール入賞、日本交響楽振興財団作曲賞入選(第17回、第23回)、文化庁舞台芸術創作奨励賞(合唱組曲)。第16回朝日作曲賞を吹奏楽、合唱曲の両部門で同時受賞。受賞作品は2006年度の全日本吹奏楽コンクール、全日本合唱コンクールの課題曲となる。第2回東京佼成ウインドオーケストラ作曲コンクール第1位、第21回芥川作曲賞を受賞。第27回芥川作曲賞選考委員、第89回日本音楽コンクール作曲部門審査員、朝日作曲賞(吹奏楽)審査員を歴任。作曲を本間雅夫、北村昭、八村義夫、南弘明、松村禎三、黛敏郎の各氏に師事。東京芸術大学作曲科非常勤講師、東京コンセルヴァトワール尚美講師などを経て、現在、東京学芸大学教授。日本現代音楽協会理事、(一社)日本作曲家協議会副会長。オーケストラ・プロジェクト代表
主要作品に、架空の伝説のための前奏曲、宙の形象―ピアノとオーケストラのための、管弦楽のための協奏曲、宙の記憶―オーケストラのための、主題の無いパッサカリア―オーケストラのための、女声合唱組曲「十四行のうた」(全音楽譜出版社)、女声合唱組曲「天使のいろいろ」(カワイ出版)、男声合唱とピアノのための「蛙の交響〜草野心平の詩による」、「合言葉」(教育芸術社)などがある。2014年9月にはオーケストラ作品集CDをリリース(ALCD-99)
公式サイト https://masahiro-official.jimdofree.com
ツイッター https://twitter.com/compMY
フェイスブック https://www.facebook.com/yama756912

■この企画について

今回の演奏会の詳細は以下のようになっています。

演奏会名 山内雅弘 作曲個展 (Masahiro Yamauchi Composition Exhibition)
日時 2021年6月5日(土) 13:30開場 14:00開演
場所 東京文化会館小ホール

曲目  (全曲初演)
・虚無の構造 〜 2本のフルートとコントラバスのための〜
・OBOE Concerto !
・弦楽四重奏曲第1番「Reflexion」
・……そして、虚空へ 〜クラリネット・ソロのための〜
・螺旋の記憶 Ⅱ〜2つのヴィオラのための〜
・差異について 〜トイ・ピアノとヴィブラフォンのための〜
・忘却のリトルネッロ 〜6人の奏者のための〜

出演
馬場 武蔵 (指揮) 多久 潤一朗 (フルート) 間部 令子 (フルート) 荒木奏美 (オーボエ)
岩瀬 龍太 (クラリネット) 鈴木俊哉 (リコーダー) 松岡 麻衣子 (ヴァイオリン)
甲斐 史子 (ヴァイオリン、ヴィオラ) 安達 真理 (ヴ