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海底熟成に協力してくださるメンバー
左から、私こと本間一慶、
余市郡漁業協同組合 専務理事 原田 容稔 氏、
余市郡漁業協同組合 牡蠣養殖部会 会長 本間 幸二 氏、
牡蠣活動家 坪井 亜樹 氏
今回、「北海道海底熟成プロジェクト in 余市」が実現した背景には、本当に美味しい牡蠣を世に伝える牡蠣活動家 坪井 亜樹 氏のご助力あったおかげです。
その活動はこちらからどうぞ → https://www.great-oyster.net
私、本間の牡蠣師匠でもあります!!
そして、坪井氏が進めている余市牡蠣サポーターの関係から、余市郡漁業協同組合 専務理事 原田 容稔 氏、同じく余市郡漁業協同組合 牡蠣養殖部会 会長 本間 幸二 氏、をご紹介いただき、約1年越しで余市郡漁業協同組合 様からこの度正式に承諾をいただき、今回実施することとなりました。
いずれは海底熟成したお酒と余市牡蠣のペアリングが愉しめる日が来ることでしょう!!
「余市郡漁業協同組合」のご紹介
余市郡漁業協同組合は、北海道日本海中部積丹半島の付け根にある余市町にありそのはじまりは明治10年、西暦1877年と約144年もの歴史がある漁業協同組合です。
余市町と言えば、ニッカウヰスキー発祥の地として有名であり、漁業、水産加工業を始めフルーツの王国としても良く知られています。
北海道の中でも気候条件がよく、海の幸、山の幸にも恵まれ、大変住み良い町だと思います。
中でも海の幸として、ナンバンエビ(甘エビ)、ウニ、イカ、ブリ、カレイ類、ホッケ、タラ等が、四季折々に漁獲され当余市郡漁業協同組合で取り扱われています。
今回のリターン品でもあるナンバンエビ。
今回リターンのウニ。
余市で漁獲された魚介類は、地元を始め道内さらには道外の各市場にも仲買人を通じて多く送られており、日本全国の食卓また料理店等で賞味されています。
近年の低価格志向の中で、安価な輸入冷凍水産物が量販店等に並び魚本来の旨味より安さだけが望まれる傾向にあることが、大変危惧されるところであります。
四季折々の旬の魚がどれだけ美味しいかを忘れられる事なく、また欧米にはない日本の食の文化が後世に受け継がれる様、地元余市の漁業者と共に新鮮な水産物の提供に努力して参る所存であります。
微力ではありますが国内食料自給率の向上は元より、地産地消の普及に貢献して参りたいと存じますので、今後とも余市郡漁業協同組合を宜しくお願い致します。(余市郡漁業協同組合HPより)
今回海底熟成を行う海付近
本当に豊かな海です。
余市町の概要
余市町は、北海道の西部、積丹(しゃこたん)半島の東の付け根に位置する、人口約20,000人の町です。
余市町は、ニシン漁により発展し町の基礎を築いてきましたが、ニシンは昭和29年の漁を最後に余市湾への回遊が途絶え、今では「幻の魚」となってしまいました。現在は、ニシンに代わって、「えび」、「いか」、「かれい」漁などがさかんに行われ、また北限の鮎の生息地でもあります。
一方、果樹の栽培が明治初期から試みられた結果、リンゴ、ブドウ,梨などの生産では全道一を誇っています。
また、余市には、豊富な山海の幸を利用した食品加工業の歴史があります。
身欠きニシンや燻製など各種の水産加工製品、そしてワインやウィスキーの醸造業も盛んです。
余市町出身の有名人は、どういう理由か空を飛ぶことに関係があります。
昭和47年に札幌で開催された冬季オリンピックのジャンプ金メダリストの笠谷幸生選手は余市高校出身で