はないかと考えたからです。
そして、自販機を探すコツや、アドバイスなどを聞くことができないかと思い電話でアポを取り
お話を聞かせていただき、知己を得ておりました。
電話であれからどうしているか気になったとのことで
「あれから、修理進んでいますか?」と聞かれた際に状況をお伝えしたところ、
思いもよらぬ申し出がありました。
「修理しに行きましょうか?」
その申し出、ご厚意をありがたく受けさせていただき、それから2ヵ月後に
雪も解けて保管場所へと案内し、麺類自販機をその場で診断をしていただきました。
厄介なところが壊れていたりはいないだろうか。
自分の修理が原因で却って壊してしまった場所もあるのではないか。
そんな不安にさいなまれる中、動作を確認しながら
「これなら直りますよ」
これを聞いた瞬間は心底ホッとしたのを覚えています。
そこから2日で機能不全だった麺類自販機のタンクの水がお湯になり、
その他にも気付かなかった不具合も一緒に修理していただいたことで、
ようやくうどんを出せるようになりました。
修理が終わってから、初めてのうどん。動作確認のための間に合わせとはいえ感慨深かったです。自分が今までの期間で何をしていたのかと思わされるくらいにあっさりと直していただき、
ただただ驚くばかりでした。
早速試食をとタレの調整もせず、とりあえず急ぎで用意した間に合わせでの動作確認。
ニキシー管カウンターが動き、お湯切り、タレとお湯がそそがれ、出てくる。
調整が済んでいないため、しょっぱく、そのままでは商品として出せるような味ではありませんでした。
それでも、本当に直ったんだという感慨とともに記憶に残る味となりました。
そして、前段で少し触れていた予備機。
こちらの一台は修理のお礼に斎藤社長へと譲渡させていただきました。
現在は「中古タイヤ市場相模原店」にて、肉うどん/肉そばを販売しています。
もし、お立ち寄りの際は遠くは北海道からやってきた自販機から出てくる肉うどん/肉そばを
是非ご賞味ください。
以下の動画は、修理が終わったというのを聞きつけて、実際に訪ねてこられたYoutuber「kossy」さんが撮影された動画になります。
稼働の一部始終が確認できるかと思いますので、よろしければご覧いただければと思います。
※動画投稿者様より許可を頂いた上で上記動画を使わせていただいております。
[本プロジェクトで実現したいこと ]
・稼動させるための道筋
機械としての稼動が確認できた次のステップは営業稼動。
まずは管轄の保健所に確認を取ると、大まかに
1.自動販売機とはいえ調理を行うため、飲食店扱いとなる。
(食品衛生責任者が必要)
2.飲食店営業は屋内でのみ可能。
3.別に内部機構等が食品衛生法に定められている基準を満たしているか。
これらの条件を満たしていることが前提となります。
そこで最も大きな壁となっているのが『屋内営業』の条件。
一部の管轄や、今よりも厳しくなる前に認可を取った所は更新すればそのまま利用できますが、
少なくとも北海道では屋内は大前提。
店内に置くことも検討しましたがそれでは閉店時には買えなくなってしまいます。
自販機は24時間いつでも買えてこそのものですから、閉店後でも買えるよう屋内の条件を整えたい。
そう考え検討を重ねた結果、店の軒先を囲って屋内とし、そこに上下水設備を整える方向となりました。
そこで本プロジェクトでは上記の軒先の改装にかかる費用を集めたいと考えております。
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