西陣織を使ったファッションブランド「ofuku'(オフク)」で世界の女性に雇用を

西陣織を使ったファッションブランド「ofuku'(オフク)」で世界の女性に雇用を
世界には食べることも布団で寝ることもままならない子どもたちがいます。そんな子どもたちを救うために思いついたのは、お金や物品を届ける一時的な支援でなく、ファッションブランドを立ち上げ多くの若者や女性に雇用を生み出すこと。衰退する日本の伝統素材を取り入れたジャパンブランドの洋服を世界に発信していきます。

売などで一人でも多くの女性に雇用の機会を提供したり、売上金で子どもや若者が夢を叶えるお手伝いをしたり、永続的なサポートをすることです。

そのためにも、いずれ海外主要都市にリアルショップを、東南アジアに自社縫製工場を展開したいと考えています。

写真はイメージです

日本には外国人技能実習生として多くの外国人女性が出稼ぎに来ていますが、記憶が残りにくい乳幼児のうちに祖母に我が子を託し、3年間一度も帰国せず、生活費を稼ぐために必死で働く母親がいます。
一部の受け入れ先では、実習生とは名ばかりで、安価な労働力として酷使されたり、パワハラやセクハラを受けたりして、不正行為による外国人技能実習生の失踪者数は年々増加しています。

また、外国人技能実習生が帰国後に身につけたスキルを活かさず、稼ぎのよい通訳や日本語講師になるジョブホッピングも問題視されています。帰国後もリーダーとして活躍できるよう、自社縫製工場を東南アジア各国に開設していきます。

お金を稼ぐために人生を犠牲にせず、アイデンティティを大切しながら働ける、幸せな雇用スタイルを生み出していきます。
貧困に苦しむ子どもたちが夢を実現する機会を提供

「ofuku’」では、生まれた国や境遇によって夢を実現できない子どもたちのサポートも行なっていきます。

一昨年、フィリピンのスラムツアーに参加しましたが、スラム街にはジャンクのパソコンを集めたネットカフェがあり、多くの子どもたちがインターネットやオンラインゲームを楽しんでいました。そこで「オンライン夢プレゼン大会」を実施し、ブランドの売上金で世界の子どもたちが夢を叶えるサポート(学費支援や就労支援)をしていきたいと考えています。

さらに、貧困の連鎖を防ぐため、海外の孤児院での縫製やちりめん細工製作などのカリキュラムも導入していきます。

写真はイメージです

ある女性が思いを込めて縫った服を、ある女性が幸せな気持ちで纏い、ある女性や子どもに幸せが訪れる。「ofuku’」では、そんな幸せのストーリーを紡いでいきます。

そして、ライターのスキルを生かし、ソーシャルファッションブランドのもう一つのミッションとして、海の向こうで暮らす子どもや女性の生き方や独自の文化を取材し、SNSやYouTubeで発信していきます。なぜなら、社会問題解消のためには、一人でも多くの人が社会問題についてまず知ることが重要だからです。

「ofuku’」というブランドや商品を通して、海の向こうで暮らす女性や子どもに思いを馳せる、そんなきっかけを提供できれば幸いです。

●資金の使い道

新型コロナウィルスの流行で様々な影響を受け、事業のスタートは1年遅れてしまいました。ようやく準備が整い、間もなくECサイトがオープンします。ソーシャルファッションブランドとしてミッションを果たすためには、商品を安定的に販売し、国内外にブランドの存在を周知する必要があります。

そのために、いただいたご寄付は、次回コレクションで使う和素材の生産工場視察、外国人女性のインタビュー通訳・翻訳費、海外・オンラインでの展示会開催の資金などの経費に使わせていただきます。
●実施スケジュール

2021.3月 ECサイトオープン、ネットショッピング開始
2021.3月 YouTube動画配信スタート
2022年 海外(パリを予定)にて展示会開催
2022年 ベトナム縫製工場視察
2023年 岸和田市にて国内縫製工場開設
●最後に

こんなコロナ禍に、ましてや不況真っ只中のアパレル業界に飛び込むなんて無謀すぎ