●こんにちは。
佐塚真啓と申します。
この度、7年ほど描き貯めた作品をまとめた
絵本『風の穴を解く』を出版するためのプロジェクトを立ち上げました!
ぜひご支援いただき、完成した本を手に取っていただけたら幸いです。
よろしくお願いいたします!
●まずは自己紹介。
佐塚真啓 1985年静岡県生まれ。丑年。おうし座。長男。A型。右利き。1992年、漫画ドラゴンボールに出会い感動する。中学、高校は丘の上の男子校に通う。チャリ通。2005年、武蔵野美術大学入学と共に上京。2009年、ムサビ卒業。2011年、青梅市に移住。2012年、友人知人と共に「国立奥多摩美術館」を企画。常に「美術」という言葉が色々な物事を考えるときのキーワードになっている。2018年、「株式会社佐塚商事 奥多摩美術研究所」を設立。座右の銘は「来た時よりも美しく」。1日8時間の睡眠を心掛けている。冬はガタガタ震え、夏はダラダラ汗をかき過ごしている。
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佐塚真啓のHP:
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少し前になりますが、
ウェブマガジン「PLART STORY」にインタビュー記事を書いていただきました。
【僕らのアート時代 vol.1 「『美術』ってなんだ?」佐塚真啓】
とても丁寧に、お話を聞いて書いてくださったので、読んでみていただけたら幸いです。
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こんな感じで日々、美術と向き合い、作品を作っています。
もしかしたら僕の事を、国立奥多摩美術館の「館長」という形で
知ってくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
2012年、仲間たちと「何かしたいね!」と言って
20日間ほど、ネパール1人旅に出掛け・・・、
帰ってきたら、その「何か」が「国立奥多摩美術館」になっていて、
なぜか「その美術館の館長は佐塚になったよ」との事でした。
そんなこんなで、館長として、不定期ではありますが、
「国立奥多摩美術館」を仲間たちと共に企画してきました。
そこでは基本的に、僕は館長として、他の作家や作品を紹介しているのですが、
もちろ
ん、僕自身も作家として作品を作っています。
今回の、絵本『風の穴を解く』はそんな僕の作品をまとめたモノになります。
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「国立奥多摩美術館?」って、なんのこっちゃ?
という方も多いと思いますので、
少し説明させていただくと、
当然、もちろん、一般通念としての日本国の「国立」ではなく、もう少し奥に行かないと「奥多摩」でもない青梅二俣尾にある、室内の温度や湿度が管理されたいわゆる「美術館」でもない「国立奥多摩美術館」。「JR軍畑駅」から10分ほど歩いた「高水三山」に行く途中にある。なぜかいつからか、グーグルマップや、ちゃんとした地図にもマッピングされてしまった。元製材所で展覧会などを行う企画として、2012年から動き出し、不定期で展覧会などを開催している。 普段は扉を閉ざしていて、高水三山へ向かう登山客は、怪訝な顔をして通り過ぎる事が多い。 展覧会などの際にはSNS等で情報を発信していきます。ぜひお越しください!というのが「国立奥多摩美術館」 という企画です。
ちなみに、今回のこのクラウドファンディングは
「国立奥多摩美術館」としてではなく、作家・佐塚真啓の企画になります。
●本を作りたい。
今回の絵本『風の穴を解く』は、全部で64枚の絵を一冊にまとめたものになります。
ページ数にすると、128ページの本を予定しています。
どんな本になるのか、いろいろと言葉で説明するよりも、
まずは、一部をご覧ください!
このように、
基本的にはモノクロで、文字はありません。
2014年頃からコツコツと描いてきた絵をまとめものになります。
今回の本に、「絵本」という言葉をあえて使いたいと思っていて、
この64枚で1つの物語を感じられるモノにしたいとの思いがあるからです。
しかし、起承転結があるような具体的な物語ではないので、
これらを描いていた時に、僕がイメージしていた
キーワードとなる言葉を挙げると、
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風を描きたい。
地と図の攻防。
線は存在するのか。
トポロジー。
宇宙の形。
同じ事と違う事。
生き物は筒みたい。
カナンの虎。
始まりの瞬間。
見る人の中で動く絵を描きたい。
ゆれるざわめく。
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こんなイメージが、見てくださる方々に感じていただける
絵本になったらいいな、と思っています。
今回の本のデザインは、
デザイナーの、牧寿次郎さんにお願いしました。
もう既に、絵は全て描き終えていて渡してあります。
彼がどう料理してくれるのか、とっても楽しみです!
牧くん、よろしくお願いします!!
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この本の出版は、僕が作った会社「奥多摩美術研究所」からを予定しています。
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●これまでの変遷。
この絵本『風の穴を解く』は、以下の様な変遷から生まれてきました。
2006〜2008年頃、大学生の頃は、A4のコピー用紙と鉛筆数本だけを持って、よく公園に出かけ、1人しゃがみこんで雑草を描いていました。炎天下の中、2・3時間、下書きなしのぶっつけ一発描き。今思い返すと、当時それだけの集中力があったんだなと、しみじみ上京したての15年くらい前を思い出します。
美大を卒業しての、2010年『ニナリマス(森)』という冊子を作りました。
内容は、森の中をさまよっているだけで、基本的には文字もなく、
その後の『森に行った』、今回の『風の穴を解く』の原点となる作品です。
2011〜2016年頃、誰に見せるでもなく、何処で発表するでもなく、ただただ描き続けていた『森に行った』という漫画?。2018年、それを武蔵野美術大学での恩師でもある袴田京太朗さんが、ちゃんと本にしてみたらいいじゃん、と提案、企画してくださいました。とてもとても嬉しくって、出来上がった本です。文字も言葉もなく、ただ淡々と森が描かれています。この本のデザインも牧くんにお願いしました。
『森に行った(went to forest)』
ISBN978-4-9910389-0-7 C07792000E
定価:(2,000円+税)
2018年、個展を開催しました。
その際に展示し
た作品も、今回の本の一部になっています。
生きろ② 佐塚真啓『冬はさむい夏はあつい』
場所:国立奥多摩美術館(東京都青梅市二俣尾5-157)
会期:2018年 5月4・5・6・12・13・19・20・26・27日
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その後、銀座 蔦屋書店さんで、巡回展を開催させていただきました。
国立奥多摩美術館「生きろ②佐塚真啓 冬はさむい夏はあつい」巡回展
会期:2018年7月28日~8月5日
会場:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
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もしかしたら、この時、
作品を見てくださった方々もいらっしゃるかもしれません。
企画をしてくださった小林さん、この場をかりて本当にありがとうございました!
山奥でひっそり開催した展覧会が、銀座の一等地で巡回展!?という
そのありえないギャップこそが面白く見えたのだと思います。
作品単体と共に、そういう企画が「美術」という状況を
面白くしていくんじゃないかな、と強く思わせてもらいました。
2020年5・6・7月、コロナでほぼ仕事がなくなって、
個人的にゆっくり絵を描く時間ができました。
そのおかげで、今回の本が作れると言っても過言ではないと思っています。
そういう意味では、いつも万事塞翁が馬?
コロナで社会は大混乱、個人的にも大混乱ですが、
いろいろ好機としてとらえていきたいです!
とかとか・・
そんな風にして、この絵本『風の穴を解く』は生まれました!
いや、まだ生まれてなくて、ここで皆さんにご支援いただき、生まれます!
よろしくお願いします!!
●資金の使い道について。(目標金額50万円!)
〇印刷製本費:30万円
(目標金額を大きく上回ったら、ぜひハードカバーの本にしたい!)
〇デザイン費:10万円
〇リターン発送費:5万円
〇クラウドファンディング手数料:5万円
●リターンについて。
自分に何が出来るのか、いろいろ考えてみました。
へんてこりんなリターンも多々ありますが、
自分が今までやってきた事を結集したような
モノになっていると思います。
ぜひ、にこやかに、ご検討いただけましたらば幸いです。
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〇絵本『風の穴を解く』
まずはこれ!
これを作りたくてこの企画をやっているのです!!
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〇『風の穴を解く』エコバック
佐塚が丁寧に1つ1つシルクスクリーンでプリントしたA4サイズのエコバック。
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〇『風の穴を解く』ポストカード
なんとなく、リターンの定番かなと思って。
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〇『山行接待(高水三山)』
みんなで高水三山に登って、佐塚が山の上で本を直接お渡しします。一緒に楽しく山に行こう!
2021年7月3日か、7月4日・10時、JR御嶽駅に集合!(予定)
感染症対策には十分な配慮をした上で行います。
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〇『電話人生相談』
僕の方が相談をしたいくらい、人生いろいろガシャガシャしているのですが。あなたのお悩みを聞きます!今までの経験を総動員して聞かせていただきます。解決できる自信はまったくないのですが!
[2014『国立奥多摩美術館〜13日間のプレミアムな漂流〜』 写真]
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〇『電話人生応援』
僕の方が応援をしてもらいたいくらい、人生いろいろガシャガシャしているのですが。あなたを電話で全力で応援します!今までの経験を総動員して全肯定させていただきます。応援によって結果が出るのかは不明です!
[2014『国立奥多摩物語〜10月のオーロラ〜』 写真]
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〇『電話人生占い』
僕の方が占ってもらいたいくらい、人生いろいろガシャガシャしているのですが。電話であなたの未来を占います。いろいろ過去を聞かせていただき未来がみえるかな!?すいません。正直まったく呪術的な力はもっていません!
[2016『国立奥多摩映画館〜森の叫び〜』 写真]
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〇『軽作業』
佐塚が、本を直接お渡しに伺って、ついでに何かお手伝いします!木工DIY、力仕事、買い物、片付け、掃除、などなど、倫理的超越?がない限り何でもします!(※県外遠方へは別途交通費相談。)
「公序良俗に反する内容、法令に違反する内
容などはお受けできません。」
感染症対策には十分な配慮をした上で行います。
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〇『タンソ<机>』
〈簡単・簡素〉をコンセプトにした奥多摩美術研究所のプロダクトシリーズ『タンソ』の机を一緒に制作。◉サイズ:天板(910×1820mm)以内。◉素材:杉角材(30mm角)・針葉樹構造用合板12mm厚・スリムビス・パテ。天板のサイズと高さを決めて、佐塚の作業場にお越しいただき、一緒にDIYしましょう。都内近郊であれば完成品をお届けします。簡易作業机として、とても重宝します。もちろん一緒に作らなくて完成品をお届けするだけもOK!(※県外遠方の方は別途送料相談。)
感染症対策には十分な配慮をした上で行います。
[僕が毎日使っている『タンソ〈机〉』]
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〇『講演』
講演会やイベントなどありましたら、そこで佐塚が聴衆に向けて「美術」について、今までの知識や経験など、持てる全てを総動員して講演します!(※講演1回上限10時間。※県外遠方へは別途交通費相談。 )
[αM galleryでの展覧会にて:2020]
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〇『実測図』
佐塚が仕事の1つとしてやっている資料館・博物館などが所蔵する物の図化。文化庁などへ、文化財申請を行う際の資料として描いている「民具実測図」という方法を使って、あなたが大切にしている物を丁寧に描きます。基本的には、伺って物を直接見て計測観察させていただきながら描きます。
感染症対策には十分な配慮をした上で行います。
[金槌の実測図]
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〇『原画』
<大>
絵本『風の穴を解く』の原画。額装込み。
サイズ:297×420mm(A3)
画材:紙/インク。
<小>
植物模様の原画。額装込み。
サイズ:150×150mm
画材:紙/インク
○『スポンサー』
スポンサーとして本にお名前をクレジット!
個人名・団体名・会社名などクレジットする際のお名前を備考欄にお書き下さい。
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いかがでしょうか?気になるリターンありましたか?
おすすめは、僕も毎
日使っている『タンソ〈机〉』とか?『講演』もやってみたいな!
『実測図』は、こんな形で個人の物を描いた事はないから、どんな感じになるのかな?
『人生相談・応援・占い』は完全に思いつき!
でも、もしこれを選んでくれる人がいたら、全身全霊全力で応えたいな!
『軽作業』は、電球交換から木工DIY、力仕事とか?
『原画』は誰かどこかに飾ってもらえたら嬉しいな!
みんなで山に行くのも、きっと楽しいよね!
どれかを際立たせるための「おすすめ」の概念が崩壊していますが、
全部おすすめです!
●実施スケジュール
絵本『風の穴を解く』は、2021年5月末頃の完成を目指しています!
完成次第、本は発送させていただきます。
リターンについては、各々随時!
完成した本は、その後、通常に販売していきます。
●最後に!
今回、この作ろうとしている本は、僕の節目になると思います。
それを、このクラウドファンディングという形で、皆さんと共に作れたら幸いです。
ぜひ多くの方々に読んでいただきたいです!
ご支援ご検討、よろしくお願いいたします!
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素敵な写真は全て赤石隆明の撮影。赤石くん、いつもありがとう!!
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最後まで読んでくださりありがとうございました!(佐塚)
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
元サイト
絵本『風の穴を解く』佐塚真啓