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コロナ禍でなかなか旅行に出れない中、島のために力を尽くすべく、私達は新たなプロジェクトに挑戦します!
左:貴島 健太郎 [壱岐リトリート 海里村上]
中:石橋 福太郎 [壱岐の蔵酒造 代表]
右:大庭 祐一 [壱岐の蔵酒造]
我々が今回チャレンジするのはクラフトジンの蒸留です。
麦焼酎発祥の地、壱岐島で長年「壱岐焼酎」を蒸留し続ける蒸留のプロ中のプロ【壱岐の蔵酒造】と、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版」にて、離島の宿として唯一”最上級評価である5パビリオン”として紹介された高級旅館【壱岐リトリート 海里村上】がタッグを組み、和食とのマリアージュをつきつめたクラフトジンを作ります!
2020年のはじめ、コロナウィルスが世の中を襲い始め、来島者は激減、壱岐の観光産業は大打撃、そんな中でこのプロジェクトは開始しました。移動ができなくなり、壱岐の良さを遠方の方にお届けするにはどうすれば良いのか、お互い悩みに悩んでいました。壱岐はこんなに綺麗な場所なのに・・・
[辰の島周辺]壱岐北部の無人島、遊覧船で誰でも渡る事ができる(提供:こころ壱岐)
そんな中、ひょんなことから両社が交わる機会があり、貴島より石橋へ「クラフトジン」を作ってほしいとお願いしたのがこのプロジェクトの始まりでした。海産物のイメージが強い壱岐ですが、実は質の高い農作物もたくさん育てられています。しかし、あまりその存在が知られていない現状がありました。ホテルマンとして旅行で来島する方々と日々会話を重ねる中で、その現状をもったいないと感じていました。
そして壱岐は麦焼酎発祥の地です。焼酎が作られ初めてから500年程の歴史があります。島では驚くほど質の高い焼酎が、今でも日常的に嗜まれています。
質の高い原料、高度な蒸留の技術、多種多様な農作物と自然がある壱岐であれば、素晴らしい「クラフトジン」が作れるのではないかというアイディアが浮
かびました。
企画立ち上げまでのストーリーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
そんな壱岐のジンですが、ボタニカルはアスパラ、イチゴ、木の芽、柚子、みかん、はちみつ、モリンガ、ウニの殻、海里村上の温泉成分の結晶、と壱岐ならではの素材ばかり。2つのこだわりをもってボタニカルの選定を行いました。
1.ボタニカル
地元産のボタニカルを選ぶことにこだわったのはもちろんのことですが、特に私達がこだわったのは
「普段は捨てられてしまう食材を有効活用する」
という事です。
農作物は出荷する際にサイズ調整の為に切り落としてしまう部分や、少しユニークな形に育ってしまった野菜、加工に不要な部分などを廃棄してしまうのが現状です。
[皮だけがゆず胡椒になった柚子] 廃棄になる予定だった中身の部分を頂いた、左の皮付きの物は傷もの
壱岐は長崎県で一番の柚子の産地です。柚子はほぼ100%が加工にまわされる農作物です。壱岐の柚子は柚子胡椒やシロップ、リキュール、ポン酢、美容品などいろいろなものに加工されています。なかでも絶品なのは柚子胡椒です。まだ緑色の未熟な柚子だけを使って作られるフレッシュな柚子胡椒は絶品です。しかし、柚子胡椒に使われるのは柚子の皮だけ。それも使えるのは皮が綺麗な柚子のみ。そのこだわりがいっそう柚子胡椒を美味しくしますが、もったいないことに、中身の部分は廃棄されてしまいます。今回はその中身をボタニカルに使用します。
他にも壱岐はアスパラの収穫量が大変多く、首都圏にも多く出荷されています。減農薬、減化学肥料で育てられる壱岐のアスパラは大変甘みが強く、生のままサラダでも食べられるほど。
そんな愛情たっぷりの壱岐のアスパラですが、出荷の際にサイズ調整の為に切り落とされ、廃棄される部分がなんと年間に 30t 以上!!!
出荷場でのカウントで 30t です。出荷場までたどり着かず、生産者さんのもとで処分されるユニークな形の農作物たちはそれ以上にあるそうで、それを含めると総
量で50t程になるのでは?とのこと。
[切り落とされたアスパラ]集荷場には他に折れてしまったアスパラも沢山積まれていた
このような問題は壱岐だけではなく、全国の多くの農家さんの頭を悩ませる問題です。
加工するにも時間や人手が多くかかり、やりきることができず、結局多くの農産物を泣く泣く廃棄してしまうそうです。農家さんたちが丹精を込め長い時間をかけて育てた、そんなかわいい子供のような農作物たちをなんとかして救いたい!
古来壱岐では壱岐焼酎の原料である米、麦を育てる農家さんと酒造が、お互いに支え合いながら伝統的な焼酎を造ってきました。これからはその支え合いの環を他の生産者さんや、業種を超えて拡げ、製品づくりを行ってゆきたいと考えました。
生産者さんとの対話、農作物の買付の様子についてはこちらをご覧ください。
2.マリアージュ
上記のこだわりを持ちながら、味への妥協も一切しておりません。
和食とのマリアージュ
をテーマに、ボタニカルの選定を行いました。壱岐の新鮮な魚介、野菜、そして壱岐牛。そんな食材たちの素材そのものの味をより楽しんでいただく為に、素材の味を活かす料理である「和食」をテーマに選びました。その為に腕を奮ったのが日本の離島の宿として最高級の部類に入る旅館「壱岐リトリート 海里村上」の総料理長とソムリエです。
左:総料理長・支配人 大田誠一 右:ソムリエ 大場 裕二
総料理長の大田は壱岐出身の料理人で、大阪にて10年以上フレンチの世界で修行を積んだ後、壱岐へ帰島。現在はホテルの総支配人も務めています。「壱岐の食材を如何に美味しく食べていただくか」ということに情熱を傾ける大田のこだわりを、ソムリエの大場が後押し。「和食に合わせる為のクラフトジン」が出来上がりました。
ソムリエのオススメは、煮付け、天ぷら、刺身とのペアリング。ベースとなる壱岐焼酎特有の米由来の優しい甘み、フローラルないちご、柑橘類の爽やかさ、ハーブのような苦味を醸すアスパラ、モリンガ、温泉の
成分、スパイシーな風味の木の芽、ウニの殻からでる磯の香り、そして一番のこだわりははちみつです。壱岐で育てられるニホンミツバチのはちみつを使用しており、全ての素材の香りを一つに包み込む華やかな香りで彩りを加えてくれます。食事に合わせる場合はソーダ割りにし、風味を立たせて飲むのがオススメです。
お酒だけで飲む場合はロック、もちろんトニックでも◎
厳選された素材から作られる、壱岐ならではの個性を詰め込んだクラフトジン
是非、自給自足ができる島と呼ばれる程多様な壱岐の食材とあわせてお楽しみください。
そうして出来たジンが「Japanese Iki Craft Gin KAGURA」です。
壱岐は神社密度が日本一と言われる島です。島内の神社は神社庁に登録されている神社だけでも約150社、その他の神社、祠(ほこら)を含めると約1,000社にもなるそうです。そんな壱岐の神社で代々続く「壱岐神楽」は、約700年の古い伝統と歴史をもつ神事芸能で、壱岐の神社に奉職する神職にしか舞う事や音楽を演奏することが許されないきわめて神聖なもので、国指定重要無形文化財にも指定されています。壱岐でしか作れないこのクラフトジン、そんな神楽から名前を拝借しました。
ボトルのデザインは大庭祐一(壱岐の蔵酒造)が担当します。島生まれ島育ちの彼が、Japanese Iki Craft Gin KAGURAのにぴったりのデザインを考案中です。完成を楽しみにお待ちください!
プロジェクトメンバーである貴島は壱岐の出身ではありません。ホテルマンとして壱岐に赴任してきたのがこの島との最初の出会いでした。正直に言うと、赴任を命じられるまで貴島は壱岐島の存在すら知りませんでした。なので、とても大きな不安を抱えたままの来島になりました。しかし来てみると、食べることがなにより大好きな貴島にとって、この壱岐という島は正に天国だったのです。
こんな食材まであるの?!
という驚きの連続の毎日。そして貴島は壱岐に来るまで焼
酎が苦手でした。それが壱岐の焼酎を飲んでからは、すっかり虜に。今までに飲んできた焼酎とは全くの別物でした。そんな貴島と壱岐で生まれ育った石橋、二人のタッグとチームメンバーの熱意、そして生産者さんたちの努力でできたJapanese Iki Craft Gin Kagura。
このプロジェクトをきっかけに、壱岐の良さを少しでも多くの方に知って頂けたらと思っています。その為に、ボタニカルの生産者さん以外にも、多くの地元の方々にご協力をいただき、様々なリターンをご用意させていただきました。ご自宅で島の風を感じていただき、そしていつの日か、壱岐島へお越しください!
メンバーの想いについて、詳しくはこちらをご覧ください。
ONESTORY HP
『ONESTORY』は、「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅し、そこから生まれる「STORY=物語」の感動を表現するメディアです。コンセプトである「日本に眠る愉しみをもっと。」を可視化し、表現していきます。
殿川純平 -壱岐の蔵酒造 取締役-
壱岐で代々続いた殿川酒造の産まれ。現在は神奈川を拠点に、壱岐焼酎を普及するべく尽力中。殿川酒造は壱岐の蔵酒造を立ち上げた6蔵のうちの1つ。趣味は旅行、最近のお気に入りは四万温泉。
跡部光里 -箱根リトリート före-
大庭と共にボトルのデザインを担当。壱岐リトリート 海里村上の系列ホテルのスタッフ。壱岐リトリート 海里村上へ赴任時代に本プロジェクトに参加。趣味は読書と映画鑑賞。
壱膳(若宮水産) HP
うめしま HP
JA壱岐市 HP
土肥増 HP
壱岐うみかぜ農園 HP
丸和水産株式会社 TEL:0920-45-1992
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■資金の使途
・広告費 20万
・リターンの発送費 35万
・生産者さん等へお返し 30万
・ボトルデザイン料 15万
※目標額を上
回った場合は次回以降の製造にかかる費用に充てさせていただきます
■スケジュール
2021年3月21日 クラウドファンディング開始
2021年4月 Japanese Iki Craft Gin -Kagura- 蒸留開始
2021年5月9日 クラウドファンディング終了
2021年5月 最終週 リターン品発送
■お問い合わせ先
本プロジェクトへのお問い合わせは下記までお願いします。
《壱岐の蔵酒造株式会社》HP (返礼品に関してはこちらへお問い合わせください)
〒811-5753 長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520
Tel : 0920-45-2111
受付時間:9:00~16:00
《壱岐リトリート 海里村上》HP (ご宿泊に関してはこちらへお問い合わせください)
〒811-5556 長崎県壱岐市勝本町立石西触119-2
Tel:0920-43-0770
受付時間:10:00~18:00
《株式会社温故知新》HP (取材に関してはこちらへお問い合わせください)
〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目15−14 INBOUND LEAGUE 502号室
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