はじめに
結舎(むすびや)従業員一同、新型コロナウイルスに罹患された方々の、一日も早い回復をお祈り申し上げると共に、世界各国における新型コロナウイルスの流行が、少しでも早く収まり普段の生活に戻れるようにお祈りしております。
ご挨拶
はじめまして。結舎(むすびや)の杉です。
私たちは福井県の池田町でホーリーバジルを育て、ホーリーバジルを使ったお茶やハーブ水などを作り、全国各地のお客様へお届けしています。池田町の大自然に囲まれ育ったホーリーバジルティーは味や香りがとても良く、おかげさまで多くの方に親しまれております。
ホーリーバジルとは?
インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、5000年もの昔から心・身体・魂のバランスを保つ事が健康であると考えられています。
ホーリーバジルは最もその力があるハーブのひとつとして、サンスクリット語で「比類なきもの」を意味する「トゥルシー」と呼ばれ、親しまれ、大切にされ今日まで伝承されてきました。
世界の植物の中で最もよくオゾンを発生させ、空気浄化作用があり、比類なきエネルギーを持つ植物と言われています。
ホーリーバジルに含まれる多くの成分のひとつである、ポリフェノール(ロズマリン酸)は、免疫促進や抗ストレス作用があると言われています。
ホーリーバジルティーはカフェインが含まれておりませんので副作用がなく、お子様からご年配の方も安心してお飲み頂くことが出来ます。
※妊娠中の方は過剰な摂取はお控え下さい。
ホーリーバジルとの出会い
13年前、千葉県の福祉施設で自然栽培の野菜作りをしていた頃、研修先の方からホーリーバジルのお茶を頂いた時、何か心に残るものがありました。
その後すぐに、栽培をしている方を訪ねて話を伺うと、ホーリーバジルの豊かな香りは精神を安定させ、中に含まれるポリフェノールなどの成分が自然治癒力を高め、生活習慣病の予防・改善に繋がるという、多くの資料や文献を見せて頂きその魅力を知って感動しました。
その時に分けて頂いた10粒の種を大切に育て、繋いで、今年は20000本を栽培します。
池田町の栽培環境と畑の様子
池田町の雪景色
池田町は、福井県の中でも豪雪地帯と言われています。今年の積雪は、1m60cmくらいでした。
この一面の雪に包まれた環境が、土作りや食物の栽培にとても良い効果を与えてくれます。
春の景色
春になると雪はゆっくり溶けて、じわじわと土にしみ込み、作物を力強く育て味を良くしてくれます。
山の雪は豊かな川の流れになります。池田町の春の訪れは遅く短いので、水仙や梅、桜が一斉に咲きます。
竹炭作り
この頃に山で採れた竹や、ホーリーバジルの枝を乾燥させたものを炭にして畑に施します。
種まき
無農薬、無肥料の畑に種を蒔きます。これまではポットで苗を育成し畑に植え替えていました。
昨年試験的に、畑に直接種を蒔いて育ててみた結果、長雨の影響を受けずにこれまでよりも大きく育ちました。
不耕作地をお借りして6年間、微生物の力を生かし土を育て、畑を作ってきた結果だと思っています。
ホーリーバジルの畑
7月に入ると盆地の為、気温が一気に上がり、30度超えの日々が続きます。この気温の上昇が、ホーリーバジルの成長にかかせません。この頃夜明けの畑は一面、山からの朝もやで覆われます。この朝もやの水分が、ホーリーバジルをしっかり潤してくれます。畑の草も土の乾燥を防ぎ、ホーリーバジルの成長にとって大きな役割を担ってくれます。
みつばちプロジェクト
ピンクの可愛い小さな花が咲き始めると、福井県の養蜂家にみつばちの巣箱を置いてもらいます。
この頃、結舎の畑の周りには他の花が少なく、ほとんどホーリーバジルの蜜で作られたハチミツが取れます。
ホーリーバジルの花の蜜を吸ったり花粉を食べているみつばちは、他の花のを食べているみつばちより、元気の良さが違うとの事で、養蜂家の方も非常に驚かれています。
収穫の様子
7月の末からホーリーバジルの収穫が始まります。
収穫の時には一本一本手で丁寧に刈り取り、池田町のきれいな水で洗った後、すぐに乾燥させます。
結舎の収穫祭
2019年に開催した収穫祭の様子です。
ご来場の皆様には、ホーリーバジルの花でサシェ(匂袋)を作って頂き、ホーリーバジルのお茶とホーリーバジルパウダーを入れて作ったお菓子を頂き、お土産に1株収穫してお持ち帰りをしていただくというコースでした。3日間で150人以上のお客様が池田町へ足を運んで下さり、畑中がたくさんの笑顔に包まれました。
2020年に「じゃらん」さんと提携して予定をしていたイベントは、新型コロナウイルスの影響で全て中止になりました。新型コロナウイルスが落ち