い例が飲み屋や昔でいうサロンやカフェなどです。
そこでの交流によって、情報交換やスキルアップなど、目新しいことを発見したり、人生観に影響を受けたりします。
サードプレイスでは新たな出会いも。
【新たなビジネスチャンスを作る場所】
利用者が増えてきているコワーキングスペースを利用して、新たなビジネスチャンスを作ることを目的とした動きが出てきています。
2018年2月に東京に進出した「WeWork」などがそれで、大手企業、中小企業、ベンチャー企業、起業家などが規模・業種などを問わず交流できる仕組みになっています。
利用者同士の出会いを促進し、フォローするための専任の担当者がいたり、交流がスムーズに行われるための仕掛けを作ることで、ビジネスチャンスの創出をしています。
【地方都市のコワーキングスペース】
地方都市でもコワーキングスペースは増えています。静岡県は2020年10月時点で24件、2015年の4件からは6倍となっています。しかし、都内の件数(2021年1月時点で440件)に比べるとまだまだ、浸透しているとは言いにくい状況です。
また、増設されているとはいえ、新たに作られているコワーキングスペースがビジネスチャンスを作るようなコンセプトを持っているとは限りません。
【コワーキングスペースではなくてもできることを考える】
コワーキングスペースでなくても、同じようにビジネスチャンスを作る場所を作れないか?
様々な立場や業種を問わず、交流できるスペース・・・
ARTENが地元静岡のクリエイターや企業にとってのサード・プレイス(第3の場所)になることができれば、様々な立場や業種を問わず交流ができ、お互いのアイデアを話したり、悩みを解決する場所になるかもしれない。
社内でやろうとしていた「本業とは異なるスペースを持つこと」。それを社外のクリエイターや企業にとっても同じように使えるスペースにする。
サード・プレイスになるための環境を作りたいと思うようになりました。
ARTENがこれからやっていくこと
3つの活動方針 ARTENがビジネスチャンスを作る場所「サード・プレイス」となるために必要な3つの活動方針を作りました。
(1)ARTENをたくさんの人に知ってもらう!
今回、このプロジェクトに参加したきっかけの一つになりますが、まずは、地元静岡のみなさんにARTENを知ってもらうため、クリエイティブに関するセミナー、ワークショップ、展示会を定期的に開催していきます。
具体的には
・企業の新商品の発表展示会
・静岡のクリエイターの発表展示会
・クリエイターを呼んでのワークショップ
・参加型イベントの開催
などです。
展示会やイベントはネトラ社員の個人的な企画も行う予定です。
このようなイベントをきっかけにARTENを知ってもらい、ARTENをサード・プレイスと思ってくれる人たちを増やしていきたいと思います。
【昨年の展示会】
ARTEN初の展示会は、ネトラのカメラマン内田の作品展となりました。
彼のライフワークでもある「夏色フォトグラフィー」の展示発表会はコロナ禍にもかかわらず、多くの方にご来場いただきました。
内田のファンをはじめ、静岡のクリエイター、ネトラの取引先の方など、この展示会を通じて、多くの人にARTENを知っていただく機会になりました。
夏色フォトグラフィー展示会の様子
モデルになってくれた当時の高校生も見にきてくれました。
(2)クリエイターや事業者が交流しやすい仕組みを作る
ワークショップ