コロナ禍で人通りのなくなった市街地に、人が笑顔で集えるまちの拠点をつくりたい!

3つ目は、小さなGOOD PARKをまちなかに散りばめること。
一定規模の緑地の創出は既に経験してきました。しかし、これにはお金と労力がかかります。もっと、地域の1人1人が主体的に関わって、みんなで作る場にしていきたい。そこで、店舗の軒先や駐車場、住宅の庭などに、植栽、プランターの設置を行えたらと考えています。植栽1本、プランター1つからで十分です。

期間限定で始まった広場。それが、地域の人の関わりの中で成長し、場所や形を変えながら存在し続けることになれたら、こんなに嬉しいことはありません。

GOOD PARK第2弾の植栽チャレンジが意味するもの

植栽整備で中心的役割を担った中央園芸の押田さんは次のように語っています。

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今回の経験を生かしつつ、第2弾の植栽の土壌環境には特にこだわり、森のような「生きた土」をつくりたいと思っています。
第2弾の植栽地では、本来ならば処分されてしまう落ち葉や剪定枝をストックしてできた腐葉土、さらに竹炭やくん炭、稲わらなどの自然素材をミルフィーユのように層状に漉き込み、木々を植え込んでいきます。土壌中に漉き込まれた落ち葉や腐葉土は、微生物などにより分解されることで、植物が生育するエネルギーに変わっていきます。

工事現場のような生き物の気配のない無機質な空間から、植物が息づく豊かな土壌環境をつくり、落ち葉や剪定枝などの資源も再利用し、循環させる。

このチャレンジで、1年間を通して木々を健全に生育させることが実現できれば、都会のような過酷な環境下でも、可動式の植栽パレットで健全な木々を生育することができるという一つのモデルをつくることができます。
GOOD PARK第2弾でのチャレンジには、そんな思いを込めています。

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「やれるかどうか」ではない。「どうやるか」

私たちは、動きながら考えることを大切にしています。
土地の使用許可が出なかったら、資金が集まらなかったら。
そんな不安を前に立ち止まっていたら、まちを変えるエネルギーにはなりません。

置かれた状況下で最善を尽くす。できることを考え、それを形にして見ていただくことで、みんなの気持ちを変えていく。そんな地域との関わり方をしたいと考えています。
造園・園芸事業者さん、エクステリア事業者さんたち、土に触れている職業の方々は、現場での臨機応変な判断・対応がすごいんです。

必ず、気持ち良い場所になります!
みなさんのご支援、ご来場をお待ちしています!
資金の使い道

資金の使い道は、GOOD PARK第2弾の整備費用に活用させていただきます。

整地        20万円
人工芝設置      5万円
仮設ショップ設置  40万円
ショップ化粧ボード 20万円
植栽設置      45万円
手数料等       30万円
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合計        160万円
実施スケジュール

2021年2月   GOOD PARK 第1弾 終了、GOOD PARK第2弾 に資材移動
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