はじめに・ご挨拶
兵庫県姫路市の姫路城近くでHimejien(姫路縁)というアパレル店をやっております、松岡と申します。数あるプロジェクトの中からこのプロジェクトに目をとめていただきありがとうございます。
プロジェクトをやろうと思った理由
僕は、2019年9月に姫路縁を立ち上げました。
場所は姫路城近くの観光地にあります。
観光地を選んだ理由は、国内外から人が集まる場所なら、世界中の方に姫路縁というブランドを届けられると思ったからです。
いずれは海外進出も視野に入れていて、姫路縁はその強い想いと、覚悟を持って始めた大切なお店です。それが僕の夢です。
更なる高みを目指して、翌年の2020年に同じく姫路城近くに2号店を出店したのですが、出店を決めたその直後に新型コロナウイルスがやってきました。
できることは精一杯やってきました。
『多くのお客様で賑わっていたあの頃』に戻ることを信じて運営して来たのですが、外出自粛要請や入国規制の影響は想像以上に大きく、2店舗運営できるほどの体力は無くなり、昨年末にやむを得ず1号店を撤退することになりました。
強い想いと、覚悟を持って始めた大切なお店を潰してしまい、コロナに勝てない自分が情けなく、悔しかったです。
『いや、まだやれる。』
そう気持ちを切り替え2号店に全力を注いでいたのですが、その直後。
追い討ちをかけるかのように今年の1月に再び緊急事態宣言が発令されました。
契約状況が該当せず家賃補助等を受けることもできず、今の現状を維持することは困難だと判断し、僅か1年足らずで2号店も閉店することにしました。
『これが自分の限界か。』と、事業を終わらせることも考えました。
でも、その瞬間に、今まで姫路縁に来て下さったお客様や、いつも応援してくれる仲間達や、大切な人達の顔が浮かんだんです。
『いや、もう少し頑張ろう。』
そう思い、気持ちを切り替えました。
姫路縁は、店の規模や維持費を考慮し、今年の2月末〜3月上旬に今の自分のサイズに合った場所へ移転しようと思います。
今までの2店舗は、観光地という特性を生かし「お土産になるファッション」をテーマにセレクトした「商品」。自身の経験をもとにデザインした服を「作品」として構成していました。
店舗サイズは小さくなりますが、新しい場所でも、そのコンセプトが大きくズレることはありません。
僕は昨年、コロナ禍の自分と向き合う時間の中で、絵を描くことを始めました。
店舗に居ても何もできない状況だったので、
新たな得意を作ろうと思っていたことからそこに辿り着きました。
より己の感情を自由に表現したいという気持ちが強くなり、様々な形で作品を残したいと思うようになったんです。
今後は商品という「外の表現」だけでなく、作品という「中の表現」も注力していこうと思っています。
資金の使い道
絵を描き始めすでにいくつかの『作品』を作ってみましたが、「表現に必要な予算と時間」がどの程度必要なのか、ここにきて初めて分かってきました。
▼ 現在制作中
▼ 過去作
ご支援いただいた費用は、新店舗の工事費や創作活動費に充てさせていただきます。
良い店にしてみせます。
最後に
前述のとおり、1号店、2号店と立て続けに出退店を繰り返してきたため余剰資金は苦しい状態ではありますが 『いや、もう少し頑張ろう。』 いつか、こう思わせてくれた皆様の力にもなれるよう、僕には進むこと以外の選択肢はありません。
このクラウドファウンディングでの資金調達とは別に、