世界の子どもたちが同じ課題を話せる場を作りたい ジュニア・グローバル・フォーラム

世界の子どもたちが同じ課題を話せる場を作りたい ジュニア・グローバル・フォーラム
オンラインを通じて、日本と世界の子どもたちが、世界の課題について、子ども達の目で見て考えた、セキララな意見を交換して交流できる場所を作りたいと考えて、ジュニア・グローバル・フォーラムを起ち上げました。年に1~2回、テーマを設定し、政治や大人の意見に左右されずに意見を交換できる場所を作っていきます。

はじめに

このプロジェクトをご覧いただいてありがとうございます。ジュニア・グローバル・フォーラム実行委員会の関と申します。私たちジュニア・グローバル・フォーラム実行委員会は、一般社団法人アジア太平洋教育イノベーション連合会と、公益財団法人国際青少年研修協会が協働して、組織を作った実行委員会となります。子ども達の国際交流を目的として、45年間に渡り活動を行ってきました。
このプロジェクトで実現したいこと

2020年に全世界を揺るがした新型コロナウイルスにより、国際間の交流が大きく阻害される事態が引き起りました。他国の留学や訪問は著しく影響を受け、渡航ができない国やロックダウンにより入国ができない国もあります。この状況では、交流をしたい子ども達の時機を逸してしまう事態となります。交流の芽を摘み取らないためにも、テクノロジーの力を活用して、交流ができる場所を守りたいと考えて、ジュニア・グローバル・フォーラムを起ち上げることになりました。

年に1~2回を目標に、各国の子ども達が集い、共通のテーマで等身大の意見交換ができる場所を作っていきたいと考えています。1回の開催で、4~8か国から30人前後のスピーカーに参加をいただき、オンラインシンポジウムの形で、その場に集ったみんなが視聴できる場とします。
プロジェクトをやろうと思った理由

どの地域に住んでいても世界に関わる課題が増えてきています。紛争や政治、飢餓問題、水問題、環境破壊や気候変動など、一地域だけでなく大きな地域、国、地球規模で考える必要がある問題が山積みとなっています。国連からSDG’sの17項目が提示され、世界を上げて解決のために対話を重ねようというとこころで、世界的な新型コロナウイルスの脅威があり、世界との対話をする機会が損なわれてしまいました。私たちが45年間に渡り、手を取り合ってきた交流先も、都市がロックダウンされて交流ができなくなったり、経営そのものがひっ迫して活動の維持が著しく困難な状況にあります。

対面が無理であれば、オンラインで交流の機会を持ちたいと考えて、交流ができる場所を守りたいとこの企画を起ち上げました。

【第1回 ジュニア・グローバル・フォーラム】
実施日:2021年3月16日 14時~15時30分
使用アプリケーション:テンセントミーティング(予定)
司会者:山下匡(麻布大学教授)
参加者:日本・アジア太平洋圏の小学3年~中学3年生(現在調整中)
テーマ:withコロナの時代
フォーラムは、どなたでもご覧いただけます。
日本との時差もありますので、リアルタイムで参加できる国から、現在の学校や町の様子、コロナで変わったこと、新たに見つかったつながりなどをテーマに則して、話していきます。時差の関係で参加できない国についても、映像を送っていただき、みんなで見ます。ニュースでもなかなか報じない、マクロな視点での「イマ」を話しあいたいと思っています。
これまでの活動

11月上旬頃に企画の原案を企画し、下旬頃、アジア・太平洋地区において教育活動をサポートしている一般社団法人アジア太平洋教育イノベーション連合会と連携し、実行委員会を起ち上げることになりました。緊急事態宣言下にも、話し合いを継続して、実施に向けて計画を進めています。

12月下旬に、茨城県猿島郡境町から、教育委員会のご協力をいただき、小学校6年生のクラスが参加してくれることになりました。また、同じく12月下旬に、サイパン市から子ども達が映像参加をしてくれることとなりました(時差の関