私の答えは「これまでLGBTQ当事者に寄り添ってきたように、今度は非当事者に寄り添うこと」でした。
当事者と出会う前の自分を思い出し、そこから何が出来るかもう一度考えてみようと思ったのです。
【ダイバーシティ(多様性)とファッションのイベント開催へ ~主語をALLYに~】
これまで各地で行われてきたLGBTQのイベント、例えばレインボーフェスやレインボーパレードも、もちろん誰もが参加できる素敵で楽しいイベントです。しかし、レインボー一色に染まるそれらのイベントは、あくまで主語(あるいは主導)はLGBTQ当事者でした。まだ「自分ごと」として捉えることができない多くの非当事者にとっては、少し入りにくく、ハードルが高いように感じられるのかも知れません。
ならば、主語が非当事者のイベントならどうでしょうか。あくまでALLYを含む非当事者が主導のイベントです。さらに、切り口を「ファッション」、テーマを「多様性」としました。
それは、楽しくて自由な「ファッション」という切り口が、とてもカジュアルで誰にでも身近に感じてもらえると思ったからです。そこから「多様性」というテーマをみんなでみつめてみようと考えています。
差別や偏見の問題を含む以上、LGBTQについて考えることは、確かに軽々しいことではありません。
しかし、沢山の非当事者が気軽に足を運び、そこで当事者と自然に出会い、同じ時間と場所を共有するための入口を作るには、そのテーマが何であるかの前に、まずは「楽しい」「ワクワクする」「素敵」「また行きたい」 と思えるものでなければいけない、私はそう考えています。
なので、今回は『ALLY&非当事者 with LGBTQ』なファッションイベント、といった感じで進めてみたいのです。
少し実験的ではありますが、これが私の考える『どうすればALLYを増やせるのか』の仮説であり、『非当事者に寄り添う』ひとつの方法であり、『ALLYとして何ができるのか。ALLYにしか出来ないことは何か 』の現時点での答えです。
そして今回のイベントが、LGBTQについて身近に感じてもらえるキッカケとなり、ALLYという言葉を知ってもらう機会となり、いつかALLYを表明する人が増えていく始まりになればと願っています。
そんな想いから、このイベントを企画し、そのためのクラウドファンディングを立ち上げました。
【これまでの活動】
《これまでに参加させて頂いたLGBTQ関連の団体やコミュニティなど》
●Tsunagary Cafe(Tsunagary オフィス合同会社)●認定NPO法人 虹色ダイバーシティ ●特定非営利活動法人カラフルブランケッツ ●MixRainbow(尼崎市)●富田林市LGBTコミュニティ ●淀川区LGBTQ支援事業コミュニティスペース ●NPO法人QWRK(クォーク)
《その他の活動》
●2019年6月、LGBTQの現状視察のため、タイのバンコクを訪問。
●「認定NPO法人 虹色ダイバーシティ」のチャリティーランナーとして、「大阪マラソン2019」に参加し、完走。
【資金の使い道】
●会場使用料 ●演出機材費 ●ライブ配信、DVD作成費 ●キャスト・スタッフの人件費
●キャスト・スタッフの昼食費、交通費 ●フライヤー・パンフレット作成費、送料
●花代など諸経費、雑費 ●CAMPFIRE手数料 ・・・など
【実施スケジュール】
1月30日(土)~2月28日(日)23:5