秋間梅林の夜と未来を照らす~ライトアップで新たな魅力を~

ルシェ」と銘打ち、キッチンカーを中心に多くの店舗が出店し、にぎわいを見せてくれています。
(梅さんぽマップ:https://jomoevent.com/akima-ume/akima_sanpo2.pdf)3.4MB
(梅さんぽマップ「観光」「体験」:https://jomoevent.com/akima-ume/akima_sanpo1.pdf)2.4MB

▲多くの人でにぎわう秋間梅林マルシェ

そして三つ目が、紅梅公園や遊歩道の整備です。

協会をはじめとした有志が梅林内のかつて梨園だった場所を整地し、5年前から花梅(赤や白、ピンクの花が付く品種)を植樹して新たな見所である「紅梅公園」を整備してきました。また5年前に梅を見ながら歩ける遊歩道整備も行いました。

以上のような地道な取り組みで、観光客との温かな交流を大切に育んできました。

▲ゆったりと安全に梅林散策が楽しめる遊歩道

▲秋間梅林に生まれる生産者と観光客の温かな交流
梅林に新風を

そしていま、さらなるチャレンジを始めます。

秋間梅林に新たな風を起こすことで、梅林や近隣地域を元気にしたい!

そうした思いで、今回の夜間ライトアップのプロジェクトを立ち上げました。

何か新しいことに挑戦してもこの先続くか分からないと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

それでもメンバーたちはいま、熱い思いとやる気に満ち溢れています!

計画が順調に進めば、ライトアップは今年3月上旬から下旬の金土曜に実施する予定です。場所は紅梅公園で、昼間では分からない梅の新たな魅力に気付いていただき期間限定の夜の秋間梅林を楽しんでいただきたいと考えています。秋間梅林には飲食店や土産物店が点在しているため、おもてなしや料理には自信があります。来場者を温かくもてなし、ここでしか食べられない郷土料理をきっと楽しめるでしょう。普段ならば夕方で閉まってしまう店舗も夜営業を行う予定で、ライトアップを盛り上げます。

▲▼ライトアップ予定地

今回集まった資金はライトアップのための機材購入や来場者の夜間安全対策に活用します。準備も着々と進んでおり、男性メンバーは電気配線や周遊コースの調査、試験点灯などを担い、女性メンバーはライトアップする木の剪定作業や草刈りなどの整備に取り組んでいます。若手はクラウドファンディングの告知などPR活動に奔走しているところです。
できる人が、できることを!

自分のことは自分でやるのは当たり前のことかもしれませんが、私たちはたった12人しかメンバーがいません。この人数で梅林の維持や発展を考えていくためには、自分のことだけを黙々とやり続けることには限界があります。「できる人が、できることを」━。後継者が不在で管理が行き届かない一部の梅林を協会メンバーで協力して手入れし、みんなできれいな梅林を作っていくという雰囲気をずっと作り続けていくことが今後の秋間梅林を支える一番大切なことだと思っています。

予定しているライトアップは1年目ですのでまだまだ手探りで規模は小さいかもしれません。しかしこれを皮切りに2年目、3年目とより楽しめるプロジェクトにしていきたいと考えています。地域の子どもたちや企業の方々と一緒に盛り上がれる「梅の夜祭」という新たな世界をこの秋間梅林から発信していきたいと思います!

街灯が少ないため、店舗の明かりとライトアップの明かりだけで浮かび上がる光景はまだ誰も見たことがありません。

この世界を見てみたいと思いませんか?

そして成長し続ける秋間梅林を、これからもずっと見届け